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運命を感じたお衣

1/11のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


昨日のブログでも少し触れましたが、今日と明日でとあるお寺さんの通夜葬儀があり、式務(式を取り仕切る役)をやらせていただいております。父からの御縁で私に声を掛けていただいて、大変ありがたい限りです。


お寺さんのご葬儀の式務をさせていただくのは、これで2回目になりました。前回よりは経験があるものの、まだまだ周りに助けていただいてばかりです。私より詳しい方なんて沢山いて、その中でこういった役を務めさせていただいておりますので冷や汗ばかりです。


とはいえ、明日が葬儀本番です。引き続きがんばります。


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運命を感じたお衣

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お通夜の時に着る法衣ですが、法善寺では代々少し違う衣を着ていました。色は同じ黒ですが、一般的に制定されているものをAという型だとすると、Bという型を着ていました。


制定されていないものを着るのはあまり良くないことなのかもしれませんが、『元々はBが本当だったんだ』と父は言っていましたし、祖父もそれを好んで着ていたようです。


その頃は『へー、そうなんだ』くらいにしか思っていませんでしたが、今になってそういった細かい違いにもこだわるようになってきた自分がいます。


ということでずっとBの型を着ていた法善寺ですが、父が亡くなったときにそれを着させて荼毘に付し、また祖父のものは私には小さい、ということでしばらくBがないまま過ごしていました。お通夜には、Aの型を着て行っていました。


ただ最近になって、やっぱりBの型が欲しいなと思い、衣屋さんに無理言って作っていただくことになりました。法衣は届くまでに時間がかかるものですが、それがなんと昨日届きました。


父の御縁で式務をさせていただくお通夜の直前にこれが届くかね、と運命を感じざるを得ないタイミングでした。ということで有り難く、その衣を着て本日のお通夜にてお務めをさせていただきました。そんな衣のおかげかは分かりかねますが、何とか無事にお通夜を終えることが出来ました。


では、明日が葬儀本番です。冒頭にも書きましたが、頑張って良い葬儀にしていきたいと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。まずは寝るところから。睡眠大事。



南無阿弥陀仏

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