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新規檀家、受付けております。

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


タイトルのとおりですが、法善寺では改めて『檀家を受付け』しようと思っています。


これを読んだお寺の人からは、『何を今更』『お寺なら当たり前じゃないか』と言われてしまいそうですが、改めて正式にきちんと正面から、それを謳おうと考えました。


きっかけは本願寺学院での休み時間のふとした会話でした。その頃はエンディング産業展が終わったあとでしたので、その影響から私は、最近はもうお墓とか売れないよね、と話をしていました。すると1学年下の生徒が、そうですか?と反応してきました。え、お墓売れる?と返すと、檀家の知り合いの紹介とかチョコチョコありますよ、と言われました。驚いて色々聞いていると、墓地募集とかの貼り紙してますか?と聞かれました。


それまで私は、そんな貼り紙なんか無くても、墓地募集中なんか誰でも分かるだろうと考えていました。しかし、その話を聞いてから考えを改め、貼り紙を掲示板に貼ってみました。また、お寺の会報誌でも墓地募集の案内を書いてみました。すると、お檀家さんやお檀家さんの知り合い、はたまた近所に住んでいる方からも問い合わせがありました。こんなことで反応があるのか!と驚きました。


この体験は私にとって、目から鱗でした。前述のエンディング産業展なんかでは『檀家制度は終わった』とよく言われます。確かにそういう一面もありますし、実際にそれを体感することもあります。


ただそれ以前に、お寺の檀家になるとはどういうことなのか、ときちんと説明しているお寺はあまり多くありません。法善寺もそうでした。お寺の常識でモノを考えてしまい、知ってもらう努力が出来ていなかったと思います。


ということで、このタイミングで改めて、檀家受付けをきちんと告知していこうと思います。早速トップページにも掲載しました。


ただ、問い合わせがあって終わりではありません。法善寺の檀家になることに価値を見出していただけるよう、法善寺を魅力的なお寺にするよう、頑張ります!



南無阿弥陀仏

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