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続・家庭通信の制作

6/5のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は法事の件数が多かったため、親戚の若手僧侶にも手伝ってもらいました。手伝ってもらうとは言っても、別々ではなく一緒にお勤めをするので声を出す時間自体はほとんど変わらないのですが、何となく負担は和らぎます。不思議なものです。


今年に入ってから月に一度くらいのペースでこうやって手伝ってもらっています。段々と法善寺のシステムにも慣れてきて、お盛物の飾り付けなんかも簡単な指示だけでやってくれています。ずーっと私一人でやっていくのは、肉体的にも精神的にもしんどいので助かります。


もしこのブログをお読みの方で、法事の際に私じゃない僧侶が法事に出てきたときは、『あぁ彼のことか』と優しい目で見守ってくださると幸いです。よろしくお願いいたします。


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続・家庭通信の制作 ================


さて、昨日のブログでも書きましたが、引き続き『家庭通信』の制作を進めております。写真のようにブランク版にスペースを見繕ったので、次はいよいよ執筆となります。


このブログを毎日書いているのからもお分かりかもしれませんが、文字を書くのはあまり苦にならないので、ここからの作業は割とサクサク進んでいきます。ただその後、細かいスペースの調整などがあり、そこでは結構時間を食ってしまいます。


本文の字の大きさは均一にしているので、限られたスペースでぴったり終わらせるために、言い回しを少し変えて文字数を削ったり増やしたりする作業になります。これが1文字2文字くらいなら簡単ですが、3行くらい削らないと入らない時もあったりするので結構大変です。言いたいことはちゃんと伝えながらも文字数を抑える、じゃあどういう言い回しにしようか、という感じです。


この『家庭通信』という法善寺の会報誌ですが、復活して今号で2周年となります。元々は祖父が始めたもので、亡くなってからお休みとなっていたのですが、私がお寺に入ってから1年ほどしたタイミングで復活させました。おかげさまで好評で、今となっては法善寺に無くてはならないものになったかなと思っています。『家庭通信読んでます』と声を掛けてくださることや、掲載したことを前提にお話してくださることも増えました。


考えてみると、『自分は僧侶だ』と胸を張って言えるのは、意外にもこの『家庭通信』を制作しているからかもしれません。僧侶として葬儀や法事のお勤めをするのは当たり前ですし、形式ばっていると言えば形式ばっています。法善寺の後継ぎとして私にしか出来ない仕事は何かと考えると、お檀家さんときちんと関係性を築いていくということだと思いますので、『家庭通信』が果たす役割は大きいです。


ちなみに『家庭通信』の中には、『お檀家さんに聞いてみた』というコーナーがあります。その名の通り、法善寺のお檀家さんにインタビューをして、日々のことやお寺に思う事なんかをお聞きするコーナーです。私自身がお檀家さんのバックボーンを知ることが出来ますし、何よりお檀家さん同士を結びつけることが出来るのでとても良いコーナーだと(勝手に)思っているのですが、コロナになってからは取材を自粛しているのでコーナーもお休みになってしまっています。また復活できることを願っています。


家庭通信の入稿予定は金曜日、あと6日で仕上げ切ります。大変ですが、この仕事こそが私にしか出来ない仕事だと思って頑張ります。発刊を楽しみにしていただけると嬉しいです。



南無阿弥陀仏

 

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