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お彼岸折り返し


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


本日は春分の日ということで、お彼岸のお中日(ちゅうにち)でした。春は春分の日、秋は秋分の日がお中日となって、前後三日間の計七日間がお彼岸期間となります。


本来であれば『華道LIVEパフォーマンス』を開催していたんだなーと、少し感慨深くなりながら今日という日を迎えました。相変わらず新型コロナウィルスの終息の目途は立っていない中でしたが、本日も予想より多くの方にお参りいただきました。


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本堂を開放してみて

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お彼岸の初日もそうでしたが、合同での法要は自粛しておりますが、私たち僧侶のみによる法要だけは勤めあげています。そして本堂を開放しておりますので、その法要に数名が同席されるという感じです。本堂を開放することで、普段はあまり法要に来られないような方がいらっしゃっていて、開放したのは本当に正解だったなーと思っています。


本堂を開放したと言っても何か難しいことはしていなく、①正面扉を開ける、②靴を脱いでお上がり下さいの注意書きを貼りだす、③本堂開放してますの看板を出す、の3つくらいしか作業的にはしていません。普段であれば開放しておくとセキュリティ的に少し怖いところがありますが、お彼岸中であれば私たちも庭をふらふらしていることが多いですし、何よりお参りに方が断続的にいらっしゃっていますのであまり心配していません。誰か一人の目ではなく、群衆の目に晒すことでセキュリティを担保するという、ブロックチェーン的発想です(良く言いすぎ)。


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今日したこと

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それはそうと、本日の私はと言えば、お参りのお檀家さんとお話したりする一方で、明後日に迫った東本願寺学院卒業式で読む答辞を書いておりました。原稿用紙にすれば2枚くらいなのでそんなに長くはないですが、全て筆で手書きですのでなかなか骨が折れます。まっさらな紙に書くので、まずは均等に行の線を引き、鉛筆で下書きをして、筆ペンで仕上げました。何とか終わりましたのですっきりです。


ただ、筆ペンでの仕上げ途中に気付きましたが、私が通っていたのは『東本願寺学院』であって『本願寺学院』ではありません。ずっと『本願寺学院』だと思っていて、このブログのカテゴリーでも『本願寺学院』となっています。いまさら直すのもあれなので、このブログ上はそのまま『本願寺学院』とさせていただきますが、卒業2日前に気付くという、、、こんな私が答辞でいいのかと、少し申し訳ない気持ちになりました(だからってこの座は譲りません)。


そして明日は、書道の院内書作展の懇親会です。秀作の代表者として表彰状を頂く役を仰せつかりました。聞いたときは嬉しくなったのですが、秀作は参加賞ですので、その代表者ということです。喜んでいいのかどうか、少し複雑な気持ちになりましたが、恥さらしの根性で堂々と表彰状を受け取ってきてやろうと思います(もちろん笑顔で)。


ということで明日はスーツです。明後日も東本願寺学院の卒業式なのでスーツです。友人の結婚式くらいでしかスーツを着ない私が、まさかの二日連続スーツという珍しいことが起こります。どちらもとても楽しみです。


このブログを読まれているお寺の方々、お彼岸も折り返しですね。後半も頑張っていきましょう!



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