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『墓前のお勤め』の動画撮影・編集作業


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

 

今日は家でトレーニングをしました。『クロスフィット』という、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせたトレーニングで、AYAという有名なトレーナーが出しているDVDに合わせて頑張りました。妻の私物です。あざます。

 

AYAさんは女性なのですが、筋肉がすごくて、はっきり言ってドSです。テレビの向こうから『サボらないで!』とかいうお声をいただけるので、トレーニングもお世辞なしでめちゃくちゃきついです。今日は張り切りすぎて、吐きそうになってしまいました。これではコロナ明けのバスケも思いやられます。。。

 

そういえば、前職で大変お世話になった方から、プッシュアップチャレンジを回して頂いておりました。応えられていなくて申し訳ございません。明日こそやります。

 

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『墓前のお勤め』の動画撮影・編集作業

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さて、本日はこの前のブログで書きました、『墓前のお勤め』の模様を撮影しました。三脚を使ってカメラを固定して、自分で画角を確認しながらの作業です。この手の撮影は3回目ですので(①年回忌法要、②永代経法要)、かなり慣れてきました。

 

編集は、相変わらず無料ソフトのAviutlを使っています。読み込みや動作が遅いのですが、今回は短めの動画ですし、何より編集も3回目なので、今まで使ってきた素材を使いまわせたりして楽です。

 

実はAdobeのCC(クリエイティブクラウド)というパッケージをインストールしたので、年間固定費を支払うことでIllustratorやPhotoshopを含めた様々なソフトの最新バージョンが使えるようになりました。

 

そのパッケージの中には『Premiere Pro』というソフトがあり、これは有名YouTuber(噂ではヒカキンとか)も使っている動画編集ソフトです。最初は、今回の動画はこのPremiere Proで編集しようと思ってワクワクしながら開いたのですが、素人には使いこなせるような代物ではありませんでした。ということで、あっけなく使い慣れているAviutlに戻ってきました。ただいま。

 

とは言っても、長い動画や、より複雑な編集が必要となる動画にはPremiere Proの方が絶対良いはずなので、ちょこちょこ練習していきます。今日早速挫折したとはいえ、少し触った感じでは、Aviutlより遥かにサクサク動きます。(Aviutlよ、振り回してごめんね)

 

IllustratorやPhotoshopもそうでしたが、基本こういうのは独学でやっていきます。作りながら慣れていくスタイルです。使いこなせるようになるのが楽しみです(いよいよ何屋だ)。

 

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法善寺の建て替え計画

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撮影は一人で、法善寺の墓地にある合葬墓『慈心廟(じしんびょう)』の前で行いました。

 

一回撮影を始めたのですが、重誓偈(三誓偈)を読んでいる最中にお線香を供えていないことに気が付き、撮り直しをしました。幸い墓地には誰もいらっしゃらなかったですが、隣のマンションには確実に私の声が届いていたはずです。日曜日ですし、ステイホームですし、マンションの住民から『お経を途中でやめたと思ったら、また始めたな。どうしたんだ』と思われたかもしれません(自意識過剰だったらいいんですが)。

 

そういえば、ここ数年で法善寺の周りにはたくさんのマンションが建ち並ぶようになりました。気付けば墓地もマンションに取り囲まれていて、慈心廟の真裏もマンションです。1階や2階のベランダには、お線香の煙が届きそうな距離です。

 

周りのマンションとは違い、法善寺の本堂や庫裏は私が生まれたときから建て替えられていません。私の中では、ずーっと同じ景色です。しかし何も変わっていないはずもなく、お寺に長くいると、年月による劣化を確実に感じます。周りの景色だけでなく、法善寺自身も諸行無常の一部であることを痛感させられる毎日です。

 

前にも言ったことがありますが、法善寺は数年以内に建て替える方向で検討をしています。築60年以上経ち、近隣のマンション建設の影響か、地盤に変化が出てきて傾き始めたところもあります。人様の目に見えるところはリフォームしたりできれいに見えますが、骨格部分ではかなり損傷があるのが事実です。

 

そして建て替えた後の姿を色々考えていた時に、今回のコロナがやってきました。ちょっと前のブログでは、以前の日常がまた戻って来るだろう的なことを書きましたが、少なからず人の行動に影響を与えるだろうとは思っています。ですので、建て替えに本格的に着手する前にこういった事態に遭遇したのは、設計を考える上ではある意味ラッキーだったのかもしれません。

 

コロナの影響を鑑みながら、動線、お休み処、バリアフリー、世界観、周りの建物との調和・距離感、etc...そういった事を考えながら、末永く愛されるようなお寺にしていければと思っています。私はまだ32歳ですが、おそらく人生で一番大きな仕事です。悔いのないように、気力と根性で頭を動かしながら頑張ります。

 

 

南無阿弥陀仏

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