お盆を改めて考えてみた。

こんにちは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

お盆3日目、世間的には3連休の最終日となりました。

昨日ほど天気が悪くないこともあってか、本日も多くの方々がお墓参りにいらっしゃいました。

法善寺では、お盆やお墓参りに来られた方々に仏教や浄土真宗に関する小さな本をお渡ししております。毎年お盆には『お盆に学ぶ浄土真宗の教え』という本をお渡ししておりまして、本日改めて目を通してみました。その本の中では、お盆の起源から日本でのお盆、そして浄土真宗から見たお盆について書かれています。

その中の一部に、『知らず知らずの中に犯す罪』という段落がありました。お盆の起源については以前のブログにも書かせていただきました。その目連尊者が、自分の母親が餓鬼道で苦しんでいる姿を、神通力を使って見てしまい、その理由を釈尊に尋ねたときに『汝の母は罪深し』と答えられたというのです。

目連尊者がの母親が犯してしまった罪とは、自分の子供が可愛いあまりに他の子供には目もくれず、比較的裕福だった家庭だったのに他の家に施しをせずに、すべてを息子につぎ込んだことを指しています。

つまり、ここで言う『罪』とは、現代の法律的に見る『罪』のことではありません。こういった罪というのは、人間生きていれば必ず犯してしまう罪のことで、罪のない人間などいない、という風に取ることが出来ます。

また目連尊者は、この母親を救うためにどうしたら良いか釈尊に尋ねたところ、『他の僧を招き、布施をして救ってもらいなさい』と答えられたというのも興味深いところです。

直接的に救いに行くのではなく、他の人を利することで救われる。つまりは、人は誰も自分ひとりの力で生きているわけではなく、多くの人たちのおかげによって、ご縁を頂き与えることで生きている、ということを物語っています。

浄土真宗的にお盆を考えますと、故人の方々に感謝をし、その方々から頂いたご縁に感謝をし、改めて仏法を頂き、ご信心を深くする機会です。お盆のこの時期に来られなくても、お墓参りや年回忌法要を通じて、このような気持ちになれれば何よりです。

南無阿弥陀仏

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。

年間行事のお知らせや、副住職の日記の更新などを​お知らせいたします。ご登録宜しくお願いします。

LINE
法善寺家紋

​浄土真宗東本願寺派

龍飛山法善寺

〒110-0015

東京都台東区東上野6-17-3(MAP)

最寄り駅:東京メトロ銀座線『稲荷町駅』 徒歩5分

       JR『上野駅』入谷口 徒歩7分

電話 :03-3844-7613

FAX  :03-3844-7942

メールinfo@houzenji.org

■お問合せはこちら

© 2020 法善寺 All Rights Reserved