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大きな法要を終えての反省点

10/27のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日の夕方頃、東京に帰ってきました。北海道に比べるとかなり暖かくて、空港から帰るまでに少し汗をかいてしまいました。家で荷物の整理やら洗濯やらをした後は、久々に家族で夜ご飯を食べました。たったの4日ですが、息子も娘も良く喋るようになった気がします。気のせいなのかもしれませんが、子供の成長は恐ろしいものです。


夜ご飯を終えてからはお寺に行き、声明学園の授業を受けてきました。先生方と、今回の小樽での出来事なんかをお話して、改めて疑問に思っていることなんかをお聞きしたりしていました。やっぱりあのような機会ではないと勉強できないことってありますので、本当に今回はありがたい御機会を頂けたなと思いました。


ただ個人的には上手くいかなかったことだらけです。忘れないうちに、その反省点を今日は振り返っていこうかと思います。


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大きな法要を終えての反省点 =======================


今回の法要で、『勤行は外陣が引っ張っていく』ということが良く分かりました。内陣の方々は法要のきっかけを出して進めていくのですが、そのきっかけを受けて声を出して引っ張っていくのが外陣の務めなわけです。


私も外陣でしたので、ちゃんと声を出して引っ張っていかなければいけない役割だったのですが、そこを上手くできませんでした。要因はいくつかあると思いますが、外的要因を言っても仕方がありません。なので内的要因を言えば、①高い声が出せない、②節に自信が無いから目立たないように恐る恐る声を出していた、というところでしょうか。


①で言えば、声明学園で教わっている高さであれば、私も問題なく出せるつもりです。ただあのような大きな法要になると、そんな理想は語ってはいられません。本来の高さよりも高く出す人がいて、その方の声が大きかったり、それに付いていってしまう人がいたりすると、音はもう戻ってきません。なので、その音にも付けられるように、訓練をしなければいけません。


自坊では、自分の好きな高さで抑えられるので、こういった課題は外に出てみて気が付くことでもあります。正直、高音出したもん勝ちみたいな風潮には少し悔しい気持ちもありますが、負けてばっかも嫌なので頑張ります。


②で言えば、その地方によって声明というのは少し違いがあったりするものです。北海道は初めてでしたので、その辺りは周りの音を聞きながら付いて行くしかない、というのが今回の限界ではありました。ただ今回でその辺りも色々と学べましたので、次回のご縁がありましたらもっと自信を持って声を出していきたいと思います。


今回の法要で、初めてお会いする方もたくさんいらっしゃいました。みなさん、右も左も分からない私にやさしく接してくださり、本当に有難かったです。これも父のおかげかな、と亡くなってから2年経っても父が新たなご縁を生み出してくれていることに感謝の気持ちです。こういったご縁は本当に大切にしたいものです。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。風邪とか引かずに元気に帰ってこられて良かったです。



南無阿弥陀仏

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