5月最終日
こんばんは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 5月も本日で終わりです。気付けば約一ヶ月前に超大型連休があり、令和が始まりました。早いものですが、まだ令和には慣れません笑 本日は葬儀屋さんと打合せをしておりました。3月のお彼岸の時に、終活セミナーを開催したのですが(その時の模様は こちら から)、独り身の方から『亡くなったときにどうすればいいのか分からない』というお話をいくつかいただきました。そこで葬儀屋さんから、亡くなった時にどのような手続きを踏むのか、何を準備しておけば良いのか、などをお聞きしました。その内容を第2回の終活セミナーで皆さんに共有したいと思っています。 出来れば7月のお盆で、と考えておりますが準備や告知が間に合うのか。。。また改めてご報告させていただきます! 南無阿弥陀仏
3回目の書道教室
こんばんは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日は3回目の書道のレッスンでした。左はらい、右はらいの練習として『人』と『従』を書きました。それが終わると次は『東』と『尤』の2文字で、はねの練習。まだまだ基礎の練習ですので、勢いに任せることなくきちんとゆっくりと筆を扱いながら書いていきました。 それも終わると、今度は九成宮の中から連続した4文字を拾って、半紙に書いていきます。半紙は折らずに、目測で4文字のバランスを取らないといけなく、また難易度が上がりました。 と、集中したらあっという間で、2時間が過ぎてしまいました。 私が通っているのは日本書道芸術院の師範養成コースです。生徒は10人くらいですが、先生が4人もいてくれるので、細かい所まできちんと指導していただけます。毎週毎週自分の成長を実感できますし、本当に良い学校に当たったと思っています。皆さんにもオススメです! 来週も楽しみです。 南無阿弥陀仏
諸行無常から見る縁起
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 私は現在、本願寺学院というお坊さん養成学校のようなところに通っています。たまにはそこで受けている授業のことを書こうかと思います。 本日水曜日は仏教学の授業です。浄土真宗うんぬんよりも手前の、仏教全体につながる歴史や考え方について勉強しています。 そこで最近は三法印(または四法印)について講義が進んでいます。四法印とは、諸行無常、諸法無我、涅槃寂静、一切皆苦のことです。みなさんも聞いたことあるフレーズが少しはあるのではないでしょうか? 本日は諸行無常の話がメインでした。いかなることも常では無い、というのが諸行無常ですが、それは何故か。ずばり縁起という道理が働くからです。仏教で言う縁起とは、外からの影響という意味でしょうか。物事はどれもそれだけで独立して成り立っているものはありません。私達の体が食べたものから出来上がっているように、物事は縁起をいただいて成り立っています。またその縁起は一瞬一瞬で変わっていきます。 例えば豆を机の上に置いておくとします。そこから豆は時間が経つごとに腐っていきます。しかし腐る
心を込める
こんばんは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 お坊さんという仕事は、決まったことを繰り返すことの多い仕事だと思います。法事や葬儀などで読むお経は決まっています。ただそんな中で心を持たずにやってしまうのならば、それこそ機械で良いわけです。ペッパーくんがお経を読むお葬式が数年前話題になりましたが、あんな物に取って代わられてしまいます。AI(人工知能)が人の仕事を奪うと言われていますが、僧侶の仕事が法事と葬儀でお経を読むことの繰り返しであれば、あっという間に取って代わられてしまうと思います。 だからお坊さんは一回一回の法事・葬儀に緊張感を持って、心を込めて取り組まないといけないと思っています。ただ、頭ではわかっていても、年間で数えると100-200やる訳ですからなかなか難しいのも現実です。そんな時は、参列される方々のことを考えるようにしています。お坊さんにとっては法事や葬儀が日常茶飯事の出来事でも、ほとんどの方にとっては特別な時間です。そんな方々に、気を抜いてお経上げてるなと言われないように、と自分に緊張感を持たせるようにしています。 と自戒の意味も込
最近の専らの仕事
こんばんは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日よりまた一週間が始まりました。お寺は土日に法事が入ることが多く、休みは月曜に取る方が多いのですが、サラリーマン時代の癖なのか、平日に思いっきり休むことができません笑 最近は専ら、復活させる法善寺の会報誌を製作しております。限られたページ数で、どの情報をどうやって載せるべきか、またみなさんに喜ばれる情報は何なのかに頭を使って書き書きしております。6月中旬ころに発送予定で、お盆のことや9月に行う『宗教を知ろう』パネルディスカッションなどについてはもちろん、お檀家さんへのインタビューや仏教の豆知識的な情報も載せていきます。お楽しみにしてください! ※本日と明日、葬儀で本堂が使われておりますので明日の朝のお勤めはお休みとさせていただきます。お気を付けください。 南無阿弥陀仏


久々の野球観戦
こんばんは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 だいたい毎週日曜日の夜はバスケをしているんですが、少し膝が痛いのもあって本日はお休み。そんな時に偶然ヤクルト戦のチケットが余っているということで、久しぶりに神宮球場に便乗させていただきました! やっぱりスポーツの生観戦は良いですね。ファンの熱量とそれに応える選手たち、テレビやネットだと若干タイムラグがありますが、もう目の前でやっている訳ですから、そんなものはございません。 (写真はまだプレーボール前ですのでガラガラなだけです笑) 実はこの前はBリーグの決勝戦にも行ってきました。こちらはアリーナ独特の濃い熱量で、見ている人の真剣さがそのまま選手のプレーに影響している感覚になります。相当プレッシャーかかると思いますが、それにも負けずプレーする選手はカッコイイですね。 本日のヤクルトは中日との対戦でした。今日まで10連敗しているとのことで、なんとか中日を倒したかったところでしたが、結果から言いますと負けてしまいました。先制点を取ったり、三者連続ホームランが飛び出したりと見所満載でしたが、先発投手が崩れてしま
膝の痛みから仏教の話に。
こんばんは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 実は最近ヒザが痛くて、歩くのも少ししんどい状態が続いておりました。日頃のバスケや、最近夜に街中をランニングしている影響なのか、まぁ30も過ぎて年齢的なことも少しあるとは思いますが、見事痛めてしまいました。 ということで本日は、行きつけの接骨院に行って見てもらうことに。患部を冷やして、周りの筋肉をほぐしてもらいました。30分弱の施術でしたが、それだけでかなり楽になりました。上野にあるさくら接骨院さん、いつもありがとうございます。 今回痛みを感じたのは膝ですが、そもそもは私の走り方が悪くて膝に負担をかけてしまっています。 今回の怪我を無理矢理仏教的に解釈しますと笑、苦(=痛み)自体を取り除こうと思うと、本当の原因に辿り着けません。本当の原因、つまり自分の欲望・煩悩(=悪い走り方)を変えないとダメなんですね。煩悩がありすぎるから、苦が生じる。いくら美味しいものを食べても満足できないし、逆に食べすぎると辛くなってしまう。高価な服を買っても、ワンシーズン終えるとまた新しいものが欲しくなる。そして財布がついて来ら


姉の結婚式
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 昨日申し上げた通り、本日は姉の結婚披露宴でございました。新婦側の親族として、姉の子供の世話(ほぼ母がしていましたが笑)、そしてなぜか連れてこられた犬の世話をしたりしていました。 私の兄弟は姉一人ですので、最初で最後の兄弟の結婚式。思っていたよりとても疲れました(笑)。会場は青山迎賓館、天気も良く中庭のプールがとてもきれいでした。ホテルと違って、何組も同じ日に結婚披露宴をしているわけではなく、貸し切りで開催できるのはとてもいいなと思いました。料理はなかなか先鋭的で、安くて美味しいものに慣れている私の舌にはとても高級なものに感じました(笑) 姉の友人にも久しぶりにお会い出来たりと、人が集まるめでたい席というのは良いものですね。 準備も大変だったと思います。改めまして、お姉ちゃん結婚おめでとうございます。 南無阿弥陀仏
2回目の書道教室
こんばんは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日は2回目の書道教室に行ってきました!前回は下と百という字を書きましたが、今回は人と従という字で、左はらい右はらいの練習です。 鉛筆と違って筆は少しの力加減で太さが変わりますし、歪みなどもすぐ文字に出てしまいます。当然消しゴムもないので失敗も許されない。書家の人は本当にすごいと思います笑 いつもバスケやら筋トレやらやってるくせに、2時間筆を握っただけで腕の筋肉がピクピクなってしまいました。まだまだ力んでしまっているということです。。。 ただ少しずつですが上手くなってる実感もありますので、とても楽しいです。何かに没頭できる時間は良いものです。 明日は姉の結婚式です!お楽しみに!笑 南無阿弥陀仏
群馬に行ってきました
こんばんは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日は群馬県に行ってきました。高崎と前橋を回ったのですが、目的は今年のバスツアーの下見です。法善寺では毎年門徒の方と一緒にバスツアーに行っています。浄土真宗縁のお寺や場所などを回るツアーなのですが、今年は群馬県は前橋・高崎に行こうと思っています!ちなみに日程は10/26です。詳細決まりましたら、改めて告知しますのでお楽しみに! 本日下見した中に、高崎白衣観音という大きな観音像がありました。高さ40メートルほどだそうで、胎内を登ったのですが素晴らしい景色を楽しむ事ができました。 奈良や鎌倉、最近では牛久など、日本では至るところに大きな仏像があります。昨年インドに行った時も、ブッダガヤに日本の仏教会が建てたお寺には大仏様がありました。 それらを見ると、大仏様というのも日本文化の一つなんですね。実際大仏様を目の前にすると、その壮大さから思わず手を合わせてしまいます。その感覚というのも、日本人である私達の心に根付いているものなんでしょうか。面白いものです。 ここではまだバスツアーの全容を公開できませんので、引