書道と写真、どっちも上手くなりたい
- Nakayama Ryunosuke
- 11 分前
- 読了時間: 3分
5/16-5/22の週ブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。

境内のアジサイが咲き、梅雨の訪れが間もなくであることを教えてくれます。法善寺の境内に咲いているのは『ガクアジサイ』と呼ばれるものだそうで、花全体がブリブリに咲くわけではなく、周り(額?)に花びらが付き、中心付近はカスミソウのようになっています。
振り返れば、ちょこちょこと雨が降っていますし、気温も暑くなってきました。もうアラフォーなので、短パンを履くのは止そうと思い、ユニクロで買った薄手の長ズボンで今年の夏は乗り切るつもりでいましたが、もう心が折れそうです。汗っかきには辛い季節です。
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書道と写真、どっちも上手くなりたい
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さて、大きな法要があったり、本山での法話があったりで先週はドタバタしていましたので、今週はゆっくりできるかしらと思っていましたが、実際はそれなりにバタバタとした一週間となりました。もちろん先週に比べればゆっくりしていましたが、完全なるオフが無いというのはお坊さんの宿命みたいです。
じゃあ今週何があったのか、となりますが、お伝えするには色々と順序を踏まないといけないこともあり、ご容赦ください。遅々としておりますが、ぬるりぬるりと色々進んでおります。
そんな合間を縫って、もしくは子供たちが寝静まった後に、定期的にカメラをパシャパシャとやっております。もはや習慣化しまして、3ヶ月で5千枚くらいは撮ったでしょうか。本業があり、家族もいる中では、まあまあ頑張っている方なんじゃないでしょうか、と自画自賛。
そんなこんなで自分の写真をいじくる時間も増えましたが、他の方の作品を見る時間も増えました。気が付けばYouTubeも写真関連のものばかりで、頭でっかちになりつつある今日この頃です。
他の方の作品を見ていると、影の使い方に感嘆することがあります。やっぱり私はまだまだ、影を黒くつぶして表現することが怖いみたいで、陰影が薄くのっぺらとした作品になりがちです。すぐれた作品は、影を黒くすることに躊躇がなく、結果作品が立体的に見えている気がします。
これは書道にも通じる感覚かもしれません。余白を作らないように変に字を大きく書いてしまったり、逆に『日』や『目』みたいな字の中の空間を取ろうとしすぎて間の抜けた字になってしまったり。そこを一歩踏み出す勇気、みたいな感覚は両者に通じるものだと思っています。
気が付けば書道を習い始めてもう6年が経ちました。まだまだ下手くそですが、昔に比べたら成長できていることも確かです。そんな書道を軸に写真が上手くなってくれたら嬉しいですし、写真を撮ることによって書道にも寄与出来たら何よりです。
そんな相互効果を夢見ながら、また筆を握ったりシャッターを切ったりしていこうと思います。
ブログをお読みいただきありがとうございます。書道と写真をやるようになるなんて、30歳の時には想像もつきませんでしたが、戸惑いこそが人生ですよね。
南無阿弥陀仏
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