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書道の6月課題提出

6/16のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は雨は降りませんでしたが、雨が降りそうな天気が続く一日でした。梅雨明けかと(勝手に)思いきや、天気予報を見たら雨マークが復活しています。だまされた気分ですが、そりゃそうか、梅雨はまだ続きそうです。


そんな今日は書道の課題提出の日でした。今月から通学を月二回のペースに落としたので、なんだかあっという間に提出日がやってきた感覚です。そうは言っても課題を書いたことは書いたので、振り返っていきます。


================ 書道の6月課題提出

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事前に楷書(一番右)とかな交じり(その左隣)は書いて、教室に保管してもらっていました。それも2週間前のことですので、なんだか久しぶりに見る自分の作品は違和感しかなく、今ならもっと上手く書けるんじゃないのかな、という気になります。


おそらく再挑戦してもそんな上手くいかないことも分かっていますが、創作ゼミを受けたおかげで、何となくどこを意識しながら書いたらいいのかが、何となく、分かってきたような気がしてきたので、今後の自分の作品の変化には、薄い希望を抱いています。


能書きから始まってしまいましたが、まずは楷書ですが、なんだかパッとしない作品に仕上がっています。そんなに難しい感じがなかったのですが、その分表情を出しにくかったのかもしれません。『雨』とか『山』とか『日』とか、単純なだけに工夫の仕方が難しい字です。それらを、ある意味捨て字にして開き直って、ほかの字をパッと目立たせる、みたいな書き方ができればよかったのかもしれないな、と今になってうだうだ思っているところです。


次に、その左隣のかな交じりですが、書き出しは面白い表情が出せた気がします。ただ勿体ないなと思うのは、2行目最後の『月見草』で、漢字三文字が同じような大きさ、同じような墨の入り、同じような太さで書いてしまいました。ここでも、魅せるところとそうではないところをきちんと区別したような書き方ができればよかったなと思います。


その隣の臨書ですが、今月から先生が事前に宿題という形で臨書を見てくださっていたので、チェックポイントはわかった上で書けた気がします。ただ、これは今日言われたことですが、行間が少し空きすぎてしまいました。そこのチェックポイントは設けていませんでしたので、疑問に思っていませんでした。


そしてその隣の創作ですが、ゼミで学んだことを存分に発揮してやる!と思って臨みましたが、叶いませんでした。やっぱり言うは易く行うは難し、ですね。ただ改めて見ると、真ん中あたりにある『臥』をもっと黒々と書いていれば全体の印象も変わってきたような気がします。墨継ぎポイントなのでもっとどどどんと書けばよかったです。来月以降、いい加減昇級したいので頑張っていきます。


また、こうやって写真を撮って見てみるのも大事であることに、今ブログを書きながら思いました。特に創作は紙自体が大きいので(高さ約230cm)、近くでは全体像が見えてきません。お寺の書道部屋では、全体像をきれいに見えるほど離れられるスペースもないため、スマホで写真を撮って確認するという手法はもっと活用していきたいと思います。


小さな作品たちは、通常運転です。半紙の作品が昇級チャンスだったのですが、意識していませんでしたし、最後に落款(はんこ)を押すときに、間違えて作品上に落としてしまって朱が落ちましたので、きっと無理なんだと思います。また頑張ります。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。それでも、少しずつ、分かってきたような、気がする、ような、気がしています。



南無阿弥陀仏

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