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書道 2月の課題提出

2/15のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は午前は書道、午後は声明講習会、ということでインプット尽くしの1日でございました。ただ何をするにも寒すぎて、何をするにも一歩目が遅い1日でもあった気がします。今のお寺は築70年以上のバリバリの木造なので、屋内にいても屋外のような寒さだったりします。こういった寒さももうしばしの我慢か、と思いながら何とか過ごしております。


ちなみにですが、地質調査の作業は今日で完全撤収となりました。まだ結果を聞いていないので何とも言えませんが、とりあえずまた少し建替えに向けて前進できました。予定では6月から取り壊しとなります。残された日は少ないですが、引き続き頑張っていきます。


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書道 2月の課題提出

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さて、ということで、冒頭でも触れましたが、今日は書道教室がありました。毎月の課題提出が17日締め切りですので、今日は課題提出をしてまいりました。後半は法帖の授業があったのですが、腰が痛すぎて何も出来なかったので今日は課題にのみ触れていきます。


まずは一番大きな創作ですが、先生からは『抜け感が出てきましたね』というお褒めのお言葉をいただきました。有難いですし、卑下しているつもりもありませんが、自分的には全然上手く書けなかったなぁと思っています。確かに先生がおっしゃる通り、1行目真ん中少し下の『柳』や、2行目上の『青』などで抜け感は出せたかなと思いますが、まだまだ一文字一文字がトントンと置かれたような配置になってしまっていて、硬いなぁという印象です。


実は、書きながら『ここはここの流れを受けて』とか『はい、ここで開放させて』とか『よし、ここは締めるぞ』とか独り言をボソボソと言っていました。奏功したところもあれば、実にならなかったところもあり、上手くはいきませんね。2ヶ月くらい前は前進している気がしたのですが、ここ最近は後退している気がします。


その左が楷書ですが、先月の課題の評価がとても良く、有難いことに現在の級では一番だったみたいです。ただ、2ヶ月連続で上位に入らないと昇級しませんので、今月が悪ければ水の泡。そんな期待に応えられる作品が書けたかは分かりませんが、楷書は安定して気が感じがします。ただその分、自分の枠に囚われた作品になっている気もします。もっと破滅しないといけませんね。


その更に左が王鐸の臨書ですが、先生からは太細をもっと付けた方が良いとアドバイスをいただきました。確かに一番右の創作と比べると線の太さに幅がありません。特に、筆に墨が無くなってきた時にきちんと筆の形をリセットできていないので太細を付けられていません。『次は何を書けばいいんだ?』と余裕なく書いているが原因ですので、もっと書き込まないといけませんね。


一番左がかな交じりですが、1行目と2行目の間が一定になりすぎてしまいました。開けるところ、締めるところ、強弱をつけた作品にしたいものですし、分かっているつもりでも上手くいきません。ホント、難しいですね。


小さい作品たちですが、半紙のかな交じりはまだまだ研鑽が必要です。というより、今のやり方だと全然ダメな気がしますので、筆か墨を変えてみようかなと思います。弘法筆を選ばず、と言いますが、そんな上手いはずもない私ですので、道具に頼らせてください。


お隣の細楷、研究科に来てからなんと全く昇級できていません。別にサボっているつもりはないのですが、何なんでしょうか。もしかしたら、何か間違ったレギュレーションで提出しているから、毎回失格になっているんじゃないかと思うくらい、何の音沙汰もありません。今月こそ、届け合格。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。今月も疲れました。



南無阿弥陀仏

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