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新しい筆とともに、同人展に向けて書き込む

3/13のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


相変わらず風の強い3月です。『3月は春一番が吹く』から、『3月はずっと風が強い』へと、今年を機に私の印象が変わりました。自転車に乗っていても、横風で時々倒れそうになるほどです。


そんな風のせいで、天気予報の気温と実際の体感温度に大きな乖離が出てきます。36歳にもなってまだその辺りの塩梅ができていない自分にも腹が立ちますが、『思っているより寒い』と思いながら着る服を選んで難を逃れています。早く暖かくて花粉の飛ばない日が来ますように。


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新しい筆とともに、同人展に向けて書き込む

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そんな今日ですが、午前中に書道教室に行ってきました。通常授業ではなく、同人展に向けての書き込みです。今までも何回か先生からアドバイスを頂いていましたが、実際に書いているところを見ていただきながら、アドバイスをもらうという回でした。


全体の構成ももちろんですが、超長鋒という新しい筆にチャレンジしていることもあり、その筆の取り扱いを主に見ていただいた形です。要は、長い筆ということですが、そのおかげで太い線も出せるし、細い線も出せる。また墨の持ちも大変長くなります。


使いこなせればポテンシャルの高い筆なので様々な表現ができるのですが、その『使いこなす』ということが大変でもあります。ただ新しいチャレンジなので楽しんでいますし、ここ最近はモチベーションも高いので、良い雰囲気で取り組むことができています。


また、書道教室はお寺の書道部屋に比べると大変広い部屋なので、解放的な気持ちで書くことができます。そしてもちろんですが、広い分何幅も一気に紙を並べることができるので、書き込み自体がはかどるということもあります。


そんな環境のおかげで、今日は三回書くことができました。普段のお寺では、一回書いては乾かしてという形なので、数時間に一回しか書くことができません。


書き込むほどに構成も自然と決まってきて、先生からも、『この形で行きましょう、後は書き込みですね』と言っていただきました。呼吸感を大切にしながら、筆を上手に使いこなし、様々な線を表現する、そういうことによって作品に奥深さが出てきます。


提出は4月23日ですが、それまでにどんな作品が出来上がるのか、自分自身でもとても楽しみです。この高いモチベーションを保ちながら、提出日まで駆け抜けていきたいと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。自分の性格上、書き込みに飽きないかがちょっと心配ですが。。。



南無阿弥陀仏

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