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同人展に向けて作品を煮詰め中

2/24のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


三連休の中日、街には多くの人が往来していました。子供たちと公園に行きましたが、アスレチックには行列ができるほどでした。


気温は低かったですが花粉は収まらず、相変わらずマスクが手放せない日々です。あと1ヶ月半ほどでしょうが、のらりくらりと乗り越えていきます。


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同人展に向けて作品を煮詰め中

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先日のことですが、乃木坂の国立新美術館に行き、書道の選抜作家展を見てきました。昨年の東京書作展にて上位入賞された方や、審査員の方が『選抜作家』となり、新たな作品が出展されていました。


どれもこれも、さすがは選抜作家の方たちという素晴らしい作品ばかり。パッと見で、まず美しさを感じますし、しっかり見ると線の種類が豊富であることが分かります。東京書作展からの短い期間であれだけの作品を作れるなんて、本当にすごいなぁと感心してしまいました。


ただ、いつまでも感心している側ではいけません。何を隠そう、私も4月に同人展という展示会への出展が控えています。しかも今回は見本なし、自分で課題を選んで、構成も考えなければいけません。


作品サイズは先生と相談した結果、幅45cm x 高さ240cmを2枚綴りで、となりました。かなり大きなサイズですが、少字数のような大きな字は書かずに、それぞれの紙で三行ずつになるよう、つらつらと書く作品にしたいと思います。


そうなると文字数も結構必要になってきまして、80文字を目安に課題を選んで下さい、と先生から言われました。いつもの濫觴が28文字ですので、その3倍ほどです。私にとっては、もしかしたら最多文字数の作品になるかもしれません。


ということで、課題は何にしようかなぁと考えながら、どうせなら仏教や浄土真宗に関するものを書きたいなと思い、正信偈から引用することにしました。ランダムに選ぶのではなく、意味が通りそうでキリの良い、摂取心光〜分陀利華の計84文字にしました。


無事に課題が決まりましたので、今は構成を考えているところです。まずは一旦書いてみて、同じ字や似た字が来たら、字体を調べて変えてみたり、見せ場をどこにしようかなと考えたりしています。まだ手を付けられていませんが、過去の書作展の図録にも、色んなヒントが眠っていそうです。


まだ2月だから、と気を抜いていると、4月なんかあっという間に来てしまいそうです。可能な限り、一日一枚を心掛けて煮詰めていこうと思います。お手本がないので大変ですが、その分どんな作品ができあがるのか、自分でも楽しみです。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。納得できる作品を書きたいなぁ。



南無阿弥陀仏

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