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一般社会 vs 寺

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


本日は日中に年回忌の法要があり、夕方から大学時代の友人と久しぶりに筋トレに行ってきました。週1くらいでバスケはしているものの、筋トレは半年ぶり?くらいだったので、何から何までキツかったです。重さも全然あげられませんでしたが、とりあえず今できる100%を出してきました(これをMamba Mentalityと言います)。


筋トレ後はその友人とご飯へ。その友人と会うことすら久しぶりだったので、お互いの近況報告なんかをしました。その友人は一般企業で働いておりますので、今の私とは全然違う環境にいます。そんな中で大変活躍しているみたいで、純粋に尊敬です。お腹は出てるけどカッコいいやつです笑


私は一般企業で働いていた経験がありますが、今はお寺に落ち着いています。というか、『いつかはお寺に戻る』という制限時間付きの一般企業での勤務でした。(それを分かって雇ってくれた会社には大変感謝です)


そんな私から見ると、その友人だけでなく、一般企業で勤めあげようとしている人達は本当にすごいと思います。うちのお寺は家族経営ですが、一般企業では下手したら何万人という規模の組織で働くわけです。それだけ色んな人がいますし、その分ストレスも半端ないだろうなと想像すると、そんな環境で頑張って働いている方々は本当に尊敬します。(別にお寺の仕事が楽だとか、甘い環境だとか、お寺を卑下しているわけではありません笑)


お寺は良くも悪くも、一般社会の常識が通用しない業界です。私の思う『筋』が通用しなかったりします(私自身と一般社会の常識とはズレているかもしれませんが笑)。まぁ別にそれは良いんですが、ただお寺に来られる方は一般社会で過ごされている方がほとんどで、その方たちとの常識にズレがあることを、お寺側が理解しているかしてないかは大きな違いがあります。そしてはっきり言って、僧侶の中にはお寺の常識が世間の常識だと思っている人も多いです。これは年齢に関係ありません。


私は既に32歳ですが、まだ学校に通っているような身で、遠回りしているようにも見られます。だけど、すべての経験が必要な経験だったと思っています。その当時は何がなんだか分からずやっていたような事でも、今になって活きていることがたくさんあります。ありがたやありがたや。笑


なんか色々書きましたが、私が思うのは、僧侶も一回外で働いたほうがいい、ということです。一般的な常識を知ることもできますし、何よりお布施のありがたさを知ることができると思います。あの○万円を払うために、どれだけの時間と労力が費やされたのか、どれだけ生活を削ったのか、それが分かればお布施に安い高いと文句はつけられません。


少し酔っているからか、文章にまとまりがなくすみません(それはいつものことか笑)。明日は築地本願寺の朝のお勤めをを見学しに行こうと思います。



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