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お盆の入り日

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

 

昨日のブログで『喉が強くなった』と啖呵を切ったせいか、今朝起きたら喉が痛くなっていました。自分の言葉が正にブーメランのように自分に突き刺さり、言霊を信じかけています。誰か、人非ざる者が聞いているのでしょうか。

 

とは言っても、喉の痛みもそこまでひどくはなかったので、何とかお朝事・葬儀・お盆の勤行を、声を飛ばすことなく無事に乗り切ることが出来ました。やっぱり喉が強くなっているんだと思います(#再ブーメラン上等)

 

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お盆の入り日

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さて、本日はお盆初日でした。私は葬儀でしたので昼過ぎにお寺に戻ってきたのですが、午前中は多くの門徒さんがお墓参りに見えたそうです。お盆初日とはいえ平日だったので、あんまり人は来ないかなと思っていたのですが、良い意味で予想を裏切られて良かったです。

 

お盆期間中は毎日11時から勤行をしているのですが、今日は葬儀もあって14時からの勤行とさせていただきました。ただこちらの連絡不足で、今日も11時の勤行めがけてお越しになった方もいらっしゃったそうで、申し訳ないことをしてしまいました。折角お越しになったのに申し訳ございません。明日以降は11時に勤行しますので、宜しければ是非お越しください。

 

法善寺のお盆のお勤めでは、同朋奉讃を頂いております。節通りで割と称えやすいはずですので、是非一緒に御発声ください。もし難しいと感じた場合は、月に一回の声明の会にお越しください。次回は今週末、7月19日(日)の15時からです。正信偈の解説もしておりますので、是非ご参加くださいませ。

 

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お寺の建て替えに向けて

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今日の夕方頃、雨が降ってきてお墓参りの方が少なくなってきた時、ふとしたきっかけで妻と母と私の3人でお寺の建て替えの話になりました。

 

何階建てになるのか、1階には何が入るのか、2階には何が入るのか、今のお庭や池はどうするのか、などなどなぜか会話が盛り上がりました。

 

三者三様、色々と考えることがあるので、こういった機会にすり合わせするのはとても良いことだなーと思いながら話をしていましたが、そう簡単には結論は出ません。それぞれの方向性という事だけでなく、今のコロナの状況が続くのか否かによって、その後のお寺の形態が左右されることになるからです。

 

私個人としては、コロナが落ち着けば『after コロナ』ではなく『before コロナ』に戻ると思っていますが、その考えを前提に建物を設計してしまうのはただのギャンブルです。私は全くギャンブラーではないですし、そもそもビビりなので、そんな決断を今時点で下すことは不可能です。もう少し時間が必要です。

 

例えば、コロナ禍になってから、年忌法要での参列者の数が少なくなりました。これはお寺からも少人数を呼び掛けている、という側面もありますが、あんまり大人数で集まりたくない、という門徒さんのお気持ちもあるはずです。

 

また、法事後のお寺でのお食事は皆無となりました。以前は土日のどちらかで1件はお食事の方がいらっしゃるくらいの感じでしたが、3月からぱったりと無くなってしまいました。お弁当屋さんは本当に大変だと思います。

 

これは氷山の一角ですが、コロナによって変わった価値観が戻るのか戻らないのか、もしくはその価値観がどう変わるのか、これを見極めないといけません。そして、それにはまだまだ時間が必要です。

 

また、今までの法善寺になかった新しいことをするにも、何をするかを選択するためにはもっと時間が必要です。自分としてやりたいことはありますが、それが全く受け入れられなかったら意味がありませんので。

 

考え出すと、建て替えって本当に大変だなと思いますが、後戻りはできないししたくもありませんので、前向きに頑張っていこうと思います。何かご意見やアドバイスなどありましたら、お申し付けください。よろしくお願いします。

 

 

南無阿弥陀仏

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