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禅定


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

 

最近は、緊急事態宣言が解除されたら何をしようかと色々考えています。もちろん事態が収束したわけではないので自由な行動は出来ませんし、何をするにも細心の注意と準備が必要でしょうが、それでも今よりは出来ることが増えるはずです。

 

ちなみに私がしたいことは『妻のご両親に孫を見せる』です。写真や動画なんかを共有はしていますが、しばらく実際に会うことが出来ていません。コロナの影響で初節句も見送りました。ずりばい、たかばい、掴まり立ちなんかをする姿を見てもらいたいですね。楽しみです。

 

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『法善寺の輪』の行方

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さて近々、緊急事態宣言が解除されるだろうと見込んでいますが、新型コロナ対策として立ち上げた『法善寺の輪』は、しばらく続けていこうと思います。

 

もちろん、ご支援先のご要望に沿った形にしますが、まだまだ予断は許さない状況ですし、『法善寺の輪』によって『コミュニケーションの輪』が出来始めていると感じていますので、残す意義があると思っています。

 

『法善寺の輪』に載っている支援コースを選んでご支援されるケースの他に、ホームページに掲載したことでお店やサービスの存在を知り、普通に利用する方もいらっしゃるそうです。とても有難いことです。

 

引き続き、ご支援したい方、ご支援先に名乗りを上げてくれる方、どちらも大歓迎ですので、是非よろしくお願いいたします。

 

↓↓『法善寺の輪』↓↓

 

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六波羅蜜『禅定』とは

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さてさて、ちょっと間が開きましたが、六波羅蜜シリーズを進めていこうと思います。今日は5つ目の『禅定(ぜんじょう)』です。

 

グーグル先生曰く、禅定とは『心の動揺・散乱を対冶して、心を集中し安定させ、真理を思惟(しゆい)すること』だそうです(こぴぺ)。よく聞く『座禅』という言葉は『座ってする禅定』ということみたいです。

 

そういえば3年くらい前の法善寺バスツアーで、座禅体験をする機会がありました。本来浄土真宗では座禅はしませんが、臨済宗のお坊さんに指導していただき、心の健康のために座禅をしようと企画しました(その年のバスツアーのテーマが『健康』でした)。

 

その時は、『無になる』つまりは何も考えないようにと言われたのですが、『何も考えないようにしよう』と考えてしまうので、なかなかうまくいきません。おそらく、まずは落ち着いた心を手に入れるための、座禅の初歩中の初歩だったはずですが、とても難しかったのを覚えています。奥が深そうでした。あの時は短い時間でしたが、良い経験をさせていただきました。

 

ちなみに私の好きなNBAのヘッドコーチにフィル・ジャクソンという方がいらっしゃいますが、この人は選手の心を落ち着かせるために練習に『禅』を取り入れていたそうです。それが由来となって、『Zen Master』と呼ばれています。そういうところにまで取り入れられているなんて、面白い話ですよね。

 

何かを考える時には、落ち着いた心でいなければいけません。怒りをコントロールするアンガーマネージメントなんかでは、怒りのピークは最初の6秒だから6秒待ってからアクションしよう、と言われるみたいですが、それに近いものがあるかもしれません。

 

心が乱れていれば、目に映るものが乱れて見えます。だからまずは心を落ち着かせる、そしてそこから真理を見ようとする、これが大事なんですね。

 

ラーメンに例えるなら、お腹が空いてるからと言って無理に増さず、食べられる量を冷静に判断して、その量を注文することが大事、という事です(分かりやすい例えだ)。

 

皆さんも是非、心を落ち着かせる、そして真理を見つめる、という禅定を日頃から実践してみてください。私もラーメン食べる時に実践します。

 

 

南無阿弥陀仏

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