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書道 5月の課題提出

5/18のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は昨日にも増して暑い一日でした。とは言っても夏の暑さとは違い、まだジメジメ感は弱いので何とか長ズボン(デニム)でも過ごすことが出来ました。


ここから夏になると短パンとサンダルという出で立ちになっていきますが、同時期に建替えのための引っ越しがあると思うとぞっとします。かといって涼しい時期に引っ越そう、というわがままも言ってられませんので、その時期が来ましたら必死に頑張ろうと思います。


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書道 5月の課題提出 =================


さて、昨日のことになりますが、書道の課題提出をしてきました。京都研修が明けての翌日ということでバタバタとしましたが、何とか間に合いました。


まず一番大きな創作ですが、先週教室で書いたものではなく、お寺で書いて持っていったものが採用されました。どちらにせよまだまだの作品なんですが、少し成長出来た気がして嬉しかったです。


二行目上の『上老人』の流れが良かったと褒めていただきましたが、それ以外は改善の余地しかないというくらいの作品でしょうか。特に、これは私の癖でもあるのですが、横画は右上がり、縦画は左傾きが多いため、作品が全体的に左に傾いて見えます。要は線に多様性が無いということなんですが、作品に深みが出てきません。その辺りを次回以降は意識していきたいと思います。


その左の王鐸の臨書ですが、墨の潤渇は出せたかなぁと思います。ただ、もっと線の太細はつけたいところで、全体的に細くなってしまっている印象です。また懐の広さや狭さによって余白の見え方が変わってきますので、引き続きそこらへんも注目していきたいです。


その横のかな交じりですが、二行目頭の『朧夜に』の脱力感を褒めていただけました。その横の『ふる里』が太く書けたので、そこの対比も良かったのかもしれません。ただ、各行がまっすぐになってしまっているのは気になるところで、もう少し揺れながら、流れを醸し出しながら書いていきたいところです。丁寧に書きすぎか、考えすぎなのかもしれません。


その横の楷書ですが、今伸び悩んでいるということもあり、あえて自分にとっては心地よくない字体を積極的に書いてみることにしました。やっぱり自分の中には無い章法でやってみると、色々と発見がありますし、まだまだ成長の余白があるなと感じます。今回の評価がどうなるかは分かりませんが、次回以降もこういったチャレンジは続けていこうと思います。


何事でも、コンフォートゾーンから飛び出さないと成長はありません。今の自分にとっては、ちょっと荷が重い仕事をしてみたり、ちょっと辛い距離走ってみたり、ちょっと分からない本を読んでみたり。そんな野の繰り返しでじわじわと成長していければと思っています。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。また頑張ろう。



南無阿弥陀仏

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