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声明はまだまだ知らないことだらけ

9/14のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


これまでブログの更新はiPadかノートパソコンで行なっていましたが、昨日と今日はスマホで入力しています。前者ですと入力時にどうしても物理音がしてしまうので、子どもたち近くでの作業には向きません。スマホのフリック入力はiPadなんかに比べると効率悪いですが、少しずつ慣れていくしかありません。


細かい話ですが、こういった一つ一つの変化に対応できるような人間でいたいものです。もっと年を取った時に、必ずやって来るであろうまだ見ぬハイテク技術もちゃんと取り込んでいく、カッコいいお爺さんになりたいものです。


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声明はまだまだ知らないことだらけ

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今日は声明学園の新年度始まって2回目の授業がありました。ちなみに来週はお彼岸のためお休みです。


私が所属する研修科ですが、コロナが落ち着いたことで復学された方や、昨年度の卒業生が入ってこられたことで、賑やかになりました。一昔前に比べれば少ないのかもしれませんが、段々と『学校』っぽくなってきて嬉しく思っています。


そんな研修科の今週の科目は『正信偈九品』でございました。生徒さんからリクエストを募ってそれを適当な先生から学んでいく、というのが研修科のスタイルなんですが、この科目は初めての取り組みのようです。


正信偈とは、親鸞聖人が著された教行信証の中に出てくる偈文ですが、読み方が色々あります。葬儀のときはこの読み方、朝のお勤めではこの読み方、本山ではこの読み方、というようにシーンやシチュエーションによって変わってきます。それを『九品十通』と表現するわけです。


とは言え、この読み方を一つ一つやっていては時間が膨大にかかりますし、それこそそれだけで1年間が終わってしまいますので、この科目の趣旨としては『九品の違いを知る』ということになります。


その1回目の授業が今日だったわけですが、舌々という一番速い読み方について多くの時間が割かれて講師の方からご説明していただきました。本来はただただ速く読むのではなく、速い中にも選び取られた字のみを声に乗せていく、というものみたいです。ただそうなると、それは私が聞き馴染みのある正信偈ではなくなるため、また慣れていく必要が出てくるんですね。


正直普段のお勤めにはほとんど困りませんし、大抵のことはできるようになったつもりでしたが、それでも知らないことがたくさんあります。いざというときには必要になりますし、そもそも受け継がなければいけないものでありますので、ちゃんと学んでいかなければいけません。


私もゆくゆくは声明学園で教鞭をとれれば、と思ったりしますが、現講師陣が凄すぎてまだまだ差を感じてばかりです。少しでも追いつけるよう、引き続き精進していかなければ、と痛感した今日の授業でございました。


本日もブログをお読みいただきありがとうございます。早く足治らないかな。。。



南無阿弥陀仏

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