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町会の方のお通夜に参列して

6/5のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


ついに夏目前、という暑さの1日でした。ご法事があったので午後に本堂でお勤めしたのですが、暑さを舐めていてクーラーをちゃんと入れなかったため、汗だくになってしまいました。全くもって、汗っかきには辛い季節の到来です。


予報を見ると明日もなかなかの気温になりそうです。脱水症状や熱中症に気を付けて過ごしていきましょう。


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町会の方のお通夜に参列して =====================


さて、昨日は結婚式に参列しましたが、今日は町会内の方のお通夜に参列してきました。慶弔事に2日連続で参列することになるとは思ってもいませんでした。


今日は法善寺としての参列でしたので間衣を着て行きましたが、扱いとしては一般の方々と同じです。記名して、香典をお渡しして、通夜会場に入って座り、お焼香をして帰る、という流れでした。


お通夜や葬儀は仕事柄よく行く方ですが、一般の方のお参りと同じように参列するのはあまりありません。そういう意味では、同業他社さんの仕事っぷりを見る目線になってしまうのが職業病かもしれませんが、今日もそんな目でお焼香までの時間を過ごしていました。


他宗さんでしたのでお声明がどうのこうのということは全くありませんが、参列している人はこんな心持ちでお経を聞いているのかな、というのは再確認できた気がします。


ある意味、お経はあくまでBGMになっており、その音に揺られながら、故人の遺影を見たり、ご遺族をお顔を拝見したり、どういった方々からお花が出ているのかを見たり。同じ町会ですから顔を合わせたことはあるはずですが、式場にあるそれらの情報から、改めて人となりが伝わってくる感じがしました。


僧侶の方なら誰でもそうかと思いますが、私も日常的に、お通夜や葬儀の意義って何なんだろうか、と考えたりします。


良い葬儀って何なんだろうか、遺族に寄り添うってどうやれば良いんだろうか。人が集まり、故人を偲び、また集まった人たちで話をする。良い葬儀や寄り添い方に絶対的な答えはないんでしょうが、その答えが少し垣間見得たような気がする、今日はそんなお通夜だったと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。お悔やみ申し上げます。



南無阿弥陀仏

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