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歩みを止めない

1/6のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


新年早々体調不良でダウンしたり、地震があったり、その他にも様々なことがあったせいか、新年始まってまだ一週間も経っていないことに驚いています。今日が6日、明日でようやく一週間です。


そしてそんな今日、石川県の珠洲市で地震発生から124時間ぶりに女性が救出されたというニュースが入ってきました。一般的にこういった救助において、72時間を超えるとかなり厳しいと言われているみたいですが、そこから更にまる二日以上経ってからの救出です。希望を捨てなかった女性も、諦めなかった救助隊もすごいなぁと感嘆します。


どうか一人でも多くの方がご無事でありますように。


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歩みを止めない

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さて、今日は世間的には三連休の初日でございました。ただ、車を運転する機会がありましたが、あまりそんな雰囲気はなく、道路も混んではいませんでした。


正月行事が一段落し、みなさん大人しくされているのかもしれません。また、もしかしたら地震の影響で気持ちが落ち込み、あまり外に行きたくない気持ちになっているのかもしれません。


こういった大きな災害が起きた際、当事者ではない人はどのように行動すべきなのか悩んでしまうものです。出来ることなら協力したいけど、実際手を動かすような何かが出来るわけではない、だけど普段通り過ごすことは何となく気持ち悪い。こう思っている方は少なくないんじゃないでしょうか。


実際今回の災害では、個人からの救援物資は受け付けないという方針が発表されています。東日本大震災のときに救援物資が入り乱れて、逆に大混乱になったことからの教訓みたいです。


仕方ありませんが、そうすると個人としての支援は募金しかなく、それをしてしまうと何となく手持ち無沙汰になります。この気持ちをどこにぶつければ良いんだ、と私なんかは少しモヤモヤしてしまっています。


ただこういう時だからこそ、普段通りに暮らし、日々の生活の歩みを止めないことが大切なのかなぁと思います。冷たく感じられるかもしれませんが、やれることはやったのだからあとは切り替えて、自分は自分のことを精一杯やる、ということです。


テレビでバラエティ番組が放送されていることに批判的な人もいるみたいですが、『普段通り』を感じるにはこれ以上良いものは無いと思います。エンタメは、人の心を底の方からぽっと少し押し上げるものだと思いますので、暗く落ち込んでいる時にこそ触れるべきはずです。


とはいえ現実逃避も宜しくなく、ようはバランスです。何かしら支援できることが新たに出てきたら支援して、また日々の歩みを進めていく。そうやって日本全体で、乗り越えていければいいなぁと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。明日も頑張ろう。



南無阿弥陀仏

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