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破綻しきれない書道

11/11のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


本日は1ばかりの11月11日、ポッキーの日やら何やらと聞いたことがありますが、『独身の日』というのは今年初めて聞きました。中国でセールのために作られたような日なんでしょうが、盛り上がっているみたいです。昨日は日本の少子化は深刻だと書きましたが、ある程度発展した国ではどこも同じ状況なんですね。


そんな昨日と今日で、細木数子さんと瀬戸内寂聴さんの訃報が入ってきました。お二人ともバイタリティに溢れたイメージでしたので亡くなるのは想像できなかったりしますが、改めてどんな方でも亡くなっていくんだなという事を教えられた気がします。近しい方々に、お悔やみ申し上げます。


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破綻しきれない書道 ================


さて、今日は久々に書道に行ってきました。ここ最近は、11月3日に行った報恩講や建替え説明会の準備やらでバタバタとしており、2週間ぶりの書道教室でした。しかも、お寺で書きこむことも出来なかったので、法名を書く以外では久々に筆を握りました。たどたどしかったので、恐らく先生にも久々に書いていることはバレていたはずです。


毎月の課題は17日までに提出ですので、木曜クラスの場合は本日が提出日となっていました。ただ前述の通り、全然書けていませんのでわがままを言って今日は書き込みの日にさせて頂き、先週休んだ分を来週に振り替えて、来週提出することにしました。


6つの課題のうち、とりあえず今日は2つを書きました。条幅の楷書とかな交じりです。


楷書は、汪元量の『夕陽一片寒鴉外 目斷東西四百州』という句を書きました。簡単な字も多いように見えますが、『夕』と『外』の『タ』、『西四百』の連続横画など、違いやスペースを見せるのが難しいポイントがいくつもありました。また、『鴉』と『斷』はへんとつくりの画数の差が激しい字で、そこのバランスのとり方も難しかったです。まだまだ納得できていませんが、そもそも実力が伴っていないので仕方ないのかもしれません。先生は筆を魔法の杖のように使い様々な線を自由自在に操っているように見えますが、その域はまだまだ先です。


かな交じりは、水原紫苑の『風狂ふ 桜の森にさくら無く 花の眠りの しづかなる秋』という短歌を書きました。割と書きやすい気がしたのですが、決めたいところで決め切れず、何だか味気ない作品になってしまった気がします。2行書きの場合、大体2行目の頭に見せ場が来ますが、そこに来る『花の眠りの』が膨らみ切りませんでした。私のつまらない人間性が出た作品ともいえるかもしれません。


残るは、条幅の臨書、半紙のかな交じり、尺八屏の創作、そして写経紙の細楷です。特に臨書と創作は鬼門ですが、明日や週明けに時間をとって取り組みたいと思います。


今日先生が仰っておりましたが、書道には良い破綻と悪い破綻があるそうです。良い破綻は創造につながり、悪い破綻は崩壊につながっていきますが、良い破綻をしていかないと作品としては目を引かない、つまらないものになってしまうとのことでした。現代風に言えば、『良い意味のヤバイ』ということでしょうか。


その話を聞きながら、それこそが自分に足りないところだなーと思いました。何となく小綺麗に書くことは出来るようになってきた気がしますが、そこから先になかなか進めずにいます。一度殻を突き破って、良い破綻をして前に進みたいなと思う今日この頃です。


ちなみに課題の評価ですが、楷書は一つ上のクラスに上がれましたが、それ以外はまだ一番下のクラスです。半紙かな交じりは今月のが上手くいけば次回から上のクラスに上がれますが、他の課題はまだまだ難しそうです。ランキングで全順位がはっきりと表されるので、精神的にきついところもありますが、負けずに頑張りたいと思います。



南無阿弥陀仏

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