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牛撅造像記の提出

8/17のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


世間的にはお盆休みが終わり、いつもの木曜日がやってきた感じでしょうか。今年のお盆は台風直撃の影響を受けた方が大勢いらしたそうで、私の友人でもSNSで足止めをくらっている様子をアップしていたりしました。


よりによってこの時期に来なくても、と思う台風ですが、天災は忘れたころにやってくると言う通り、天災様は人間の空気なんか読まずにずんずんやってきます。こういうことがあると、所詮人間は与えられた環境下で生きていくしかないこと、そしてこういった事態にも常に備えておかなければいけないということを思い知らされます。自然を甘く見ることなく、上手く付き合っていくしかありません。


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牛撅造像記の提出

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さて、そんな今日ですが午後に書道教室に行ってきました。今週二回目、今月三回目ですが、七月は一度も行けませんでしたのでそれを取り返すようにハイペースで通っています。ちなみに来週もあります。


そして今日は、牛撅造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)の提出がありました。七月はまるまる行けていなかったので法帖の進捗具合を見失っており、二日前の授業の際に『ちなみに提出でいつですか?』とお聞きしたところ、『次回です』と言われましたので、お寺で何とか書き込んで持っていきました。


牛撅造像記は北魏の楷書で、力強い形が特徴的です。具体的に言えば、尖った始筆とすとんと落ちた終筆が特徴的で、原文が石碑なのでそういった表現を完璧に臨書するのは難しいものの、可能な限り意識していきました。


紙のサイズは、半切を縦に1/3に切ったもので、そこに四文字ずつ書いていきます。全文で102文字ですので、25枚(最後の一枚は二文字のみ)書くことになります。そこに表紙と、裏表紙に白紙を一枚付けますので、計27枚で提出という形です。


先ほど、力強いのが特徴と言いましたが、それ以外にももちろん特徴はありまして、大きなもので言えば横長の字形です。普段の我々の生活ですと、真四角であったり、ともすれば縦長の字形がなじみ深いですが、牛撅造像記に出て来る文字は横長っぽいものが多く登場します。分かっているつもりでも、きちんと意識しながら書かないと普段のなじみ深い字形に引っ張られてしまいますので、そこにはかなり集中力を使いました。


また、画数が多い字になると、線と線の間が狭くなるのも特徴的な気がします。鉛筆やボールペンの影響か、線の幅<線の間隔、という感覚が染みついている私ですが、書道の世界ではそうではないことがしばしば。それを今回の牛撅造像記では特に感じましたので、その辺りも意識しながら書いていきました。


始筆、終筆、字形、線の間隔、これらのことに一文字一文字集中しながら書きましたので、それなりに疲れました。ただそのおかげで、丁寧な筆運びを改めて学びなおせた気がします。どう筆を入れたらどんな形になるのか、どう筆を離せばどんな形になるのか、この辺りの感覚を研ぎ澄ますことが出来ました。


ということで次回の課題では、特に楷書ではこの感覚を応用して書いてみたいと思います。今までにない、もう一つ先の作品が出来るんじゃないかと、今から楽しみです。引き続き書道の沼にハマっていきます。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。次回からの法帖は、かな交じりになるそうです。苦手分野だから頑張ります。



南無阿弥陀仏

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