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400年前の祖先の人数は?

こんばんは!

法善寺副住職の中山龍之介です。

今日は日曜日、ということで明日から仕事が始まる方も多いのではないでしょうか。お寺では反対に、土日や祝日は法事で忙しくしていることが多いです。このご時世ですが、お寺にお参りに来られる方が多いと、とても嬉しい気持ちになります。

父親と母親は、誰にとっても2人たけです(生物学的の、です)。そして祖父祖母は4人、曽祖父曾祖母は8人、、、このように世代を遡るごとに直系卑属の数は2の乗数で増えていきます。

例えばですが、400年ほど前にできた法善寺ですが、私は21代目の住職候補になりますので、2の21乗=2,097,152人の直系卑属がいます。とんでもない数字です。

この2,097,152人からはもちろん、その周りの方々に長い時間をかけてご縁を頂いて、私という存在は成り立っています。このような大きな流れの中で、私達は生かされているのです。

ご先祖様のおかげで自分がいるわけですから、その方々から頂いたご縁に感謝し、その方々の人生から教えを頂く、それだけでも年回忌の法要を行うことはとても良いことです。

亡くなってから気付くことも多くあります。むしろ亡くなってからの方が存在感を増す、なんて事もあります。

『いつまでも、あると思うな、親と金』なんて言いますが、亡くなる前に感謝の気持ちを持てるようになれると良いですね。

南無阿弥陀仏

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