解体前、最後のブログ
- Nakayama Ryunosuke

- 8月28日
- 読了時間: 2分
8/22-8/28の週ブログです。
こんにちは。
法善寺住職の中山龍之介です。
ここ最近は毎日のように、9月からの解体に向けて片づけをしたり、借りたトランクルームに荷物を運ぶ作業をしています。残暑厳しい8月ですので、もう汗だくです。黒いTシャツが汗で塩だらけになるなんて、高校生ぶりぐらいかもしれません。
大変な作業ですが、誰かが変わってくれるわけでもありませんし、法善寺の男手は私一人なのでやるしかありません。明日もバンを借りての運搬作業、頑張ります。
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解体前、最後のブログ
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建替えが目の前に迫り、様々な感情が自分の中に湧いてきています。もちろん楽しみな気持ちもありますが、自分が慣れ親しんできたものを、自らの判断によって取り壊すことに心苦しい気持ちがあるのも事実です。たまに『まさか自分は、とんでもないことをしてしまっているんじゃないか』という気持ちになります。
こんな想いをするなら建替えなんて言い出さなければよかったのに、と思ってしまうこともありますが、片付けや引っ越し作業をしていると、やはり今の建物は限界が来ていることを実感します。

屋上から見る屋根はボロボロだし、先日水道の切り替え調査をしている中で、二か所漏水が発覚したりしました。取り壊すところなので、今更直したりはしませんが。
人は特に知らない他人のことは、白黒どちらからに寄って判断しようとします。ただ、自分を見つめ直してみると、白か黒の両極であることは決してなく、グラデーションの中で右往左往しているのが分かるはずです。
今の私の気持ちも、まさにそんなグラデーションの中にいます。前向きな日もあれば後ろ向きの日もあり、その中でも気持ちの強弱があり、と本当に安定しません。頭では『進むしかない』と分かっていても、心が追い付いていないのかもしれません。
そうは言っても、一日一日と解体の日は近づいています。果たして片付けが間に合うのか、若干怪しくなってきましたが、まあ何とかなるでしょう。目の前のことを一つ一つ片付けていきます。
では、これから自分の部屋に残っている服たちを片付けに行ってきます。断捨離断捨離。
ブログをお読みいただきありがとうございます。次回のブログを書くころには、外壁の解体が進んでいるはずです。早いなぁ。
南無阿弥陀仏
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