本山での大役を終えて思うこと
- Nakayama Ryunosuke

- 12 分前
- 読了時間: 3分
11/28-12/4の週ブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。

当たり前ですが、12月に入り、木々の葉っぱが紅葉し、散り始めてきました。これも当たり前ですが、あれだけ夏が暑かったのに冬はしっかり寒くなる、地球ってすごいなぁと感じています。
そういえば、11月は早く感じましたが、今年全体で言えば例年よりも長く感じています。写真を撮って季節を噛みしめていることが大きいかなぁと思いつつ、なんだかんだで12月はあっという間なはずなので、今月もちゃんと噛みしめて過ごしていこうと思います。
師走の師はお坊さんのことみたいですので、体に気を使いながらも新年まで走り回っていきます。
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本山での大役を終えて思うこと
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ここ最近のブログで取り上げていましたが、先週金曜日に本山・東本願寺(浅草)の御正忌報恩講での大役が終わりました。こんな若輩者が務めて良い役ではないと思いつつ、拝命した任でしたので精一杯務めさせていただきました。
本番は、前日くらいからとても緊張しましたが、何とか無事に終えられたかなと思っています。決して100点満点ではありませんが、緊張しながらの本番、あの時あの場所での『全力』は出せたはずです。
結讃の声を出しながら、父や祖父を始めとする家族、稽古をつけてくださった方、頑張ってねと声を掛けてくださった方々、多くの方々の顔が目に浮かんできました。改めて自分は支えられているんだなと実感し、自ずと感謝の気持ちが湧きあがってきました。
何よりも、父や祖父が見てきた景色を自分も見ることが出来て、とても感慨深いです。欲を言えば生前に見せてあげたかったですが、逆を言えば父が元気にしていたら回ってこなかった役でしょうし、そこは何とも言えません。
ただ私自身、父が務めているのを見てみたかったという気持ちはあるので、私の子供たちには幼稚園や保育園を休んで見に来てもらいました。無理を言って連れてきてくれた妻や子守をしてくれた母に感謝です。どのくらい記憶として定着したかは分かりませんが、何かしらの縁起(刺激)は頂いたはず(と思いたい)です。
終わってしまうとあっという間に感じられますが、本当に良い経験をさせていただきました。次の機会があるかも分かりませんし、あったとしても数十年後になるでしょうが、この役に合った坊さんになれるよう今後も精進していきたいと思います。
ブログをお読みいただきありがとうございます。気が抜けて体調を崩す、ということもなく元気にやっています。
南無阿弥陀仏
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