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お念仏と共に、明るい人生を歩む

  • 2 日前
  • 読了時間: 4分

2/20-2/26の週ブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


暖かくなってきたと思ったらまた寒くなったり、寒暖差を感じる日々が続いています。まだまだ2月なのでそりゃ寒いはずですが、たまに暖かい日が来たりするので花粉も相まって困ってしまうわけです。


そんな中昨日は大雨が降りました。久々の雨でしたし、花粉を洗い流してくれるので私にとっては恵みの雨です。カメラが壊れない程度に、雨ならではの景色も撮れましたし、何よりでございました。


とはいえ、引き続き寒暖差には気を付けて過ごしていきましょう。もうすぐお彼岸ですね。


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お念仏と共に、明るい人生を歩む

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最近、『路上』という小説を読んでいます。ジャック・ケルアックという方が書いた本の和訳を読んでいるわけですが、古き良きアメリカの雰囲気を感じることが出来て、読んでいると解放感に包まれて、なんだか清々しい気持ちになります。


まだ序盤なのですが、アメリカをヒッチハイクやらバスやらで横断していく物語です。若者の旅なので、これといった大義もなく、その土地土地で出会った人に巻き込まれながら話が進んでいく感じです。ルフィのように『海賊王に、おれはなる!』という分かりやすいゴールが無いのですが、それが何ともメロウな雰囲気を醸し出していて良いんですね。お酒を飲みながら読むのがおススメです。


恐らくもっと若いころに自分だったら読んでいられなかったと思います。『主人公は何がしたいんだ?』とか『ゴールはどこにあるんだ』とか考えてしまい、意味のない旅に付き合ってられないと、読むことを投げ出してしまっていたはずです。


ただ今時分になると、人生ってこういうことだよな、と思いながら読み進めることが出来ています。人生は所詮答えも意味もない物語であって、そこに答えや意味を持たせるのは自分自身です。何か大義名分があるから生かされている、なんて思うのは烏滸がましいことで、急に無常の風が来てしまうのがこの世界です。


こんなことを考えるようになったのは、父が亡くなった影響が大きいかもしれません。まだ亡くなるには若い年齢でしたし、まだやるべきことだってあったはずです。それが、病に侵されて亡くなってしまう。亡くなったことはもちろんショックでしたが、親父がいま死ぬわけがないと思っていた自分の甘さと言いますか、傲慢さに気が付く出来事でもありました。


無常の風を前にすると、人の力というのは何ともか弱いものです。吹けばふと消えてしまうような命であることを教えられた気がします。


それなのに我が我がと思ってしまうのが人間です。文明の進歩で思い通りになることが増えたと感じるかもしれませんが、自分の力で一体どれだけのことが出来るのかと冷静に考えてみると、大した進歩はしていません。


そんな自力のみで生きていこうとすると、どうしても窮屈さを覚えてしまいます。内に内にこもってしまい、心が広がっていきません。苦しくなってしまいますが、そんな心を開けてくれるのが宗教なんじゃないでしょうか。


人間なんかよりもはるかに大きい存在がいて、それに見守られながら日々を生きることが出来る。浄土真宗ではその存在が阿弥陀仏になるわけですが、必ず救うから安心せい、と仰っている仏様に背中を預けられるから現世を思いっきり生きることが出来るわけです。


阿弥陀様に背中を預ける気持ちを表し、感謝の気持ちを込めたものが『南無阿弥陀仏』のお念仏です。いついつまでも待ち構えてくださっている阿弥陀様と自分との懸け橋が、お念仏です。お念仏に包まれた生活とは、安心感に包まれた生活のことです。


日々の生活に窮屈さを感じる人にこそ、お念仏を称えて欲しいと思います。まずはお念仏を称えること、信心は後からでも構いません。念仏を続け、仏法に触れていれば、いつかは信心が宿るはずです。


暗くなりがちな昨今ですが、お念仏と共に明るい日々を過ごしていきましょう。


ブログをお読みいただきありがとうございます。



南無阿弥陀仏

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