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鯉の稚魚が生まれていました

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 8月14日
  • 読了時間: 3分

8/8-8/14の週ブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


世間一般で言う、お盆休みが始まりました。法善寺のある東京のお盆は7月なので、8月に何かやるということもないのですが、昨日今日と多くの方々がお墓参りに訪れています。なので、タイミングが合えば、ご挨拶するようにしています。


先日の大雨のおかげか、ここ数日は30℃を超えてもまだ過ごしやすい陽気です。5歳になる息子も、自転車に乗りながら『チョー気持ちいいね』とかましていましたが、そう叫びたくなる気持ちも分かります。


ただ来週からはまた35℃超えの日々が戻ってきそうです。建替えに向けての引っ越し作業も佳境を迎えますので、熱中症とか脱水症状とかに気を付けながら進めていきます。皆様もお気を付けください。


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鯉の稚魚が生まれていました

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今週、法善寺の鯉に稚魚が誕生していたことが分かりました。実は一ヶ月ほど前に産卵していて、それを小さい池の方に移していたのですが、水が濁っていたため発見が遅れました。


お世辞にも良い環境とは言えない中で、逞しく5匹も新しい命が育ってくれました。そもそも、孵化して無事に育つのは難しいだろうと思っていましたので、発見した時はとても驚きました。いつもメンテナンスしてくれている鯉屋さんも、奇跡だと仰っていました。


今の大きさは祭りの出店にいる金魚の2倍くらいでしょうか。このくらい大きくなっていればもう大人の鯉に食べられてしまうこともないということで、大きな池の方に本日合流しました。すくすく育ってくれるとよいのですが。


そもそも期待していなかったくせに、こうやって育ってくれるととても嬉しくなっている自分がいます。自分勝手な感情だなと思いつつも、新しい命を喜べていることがとてもありがたく感じています。


職業柄、誰かの死に接することは多くあります。悲しまれる姿を見て、当然こちらの心にも響くものがあります。


そういう時にいつも思うのは、命が亡くなった時に悲しむように、新しい命が生まれた時にはちゃんと喜ぼうということです。幸い我が家には子供がいて、その成長を見守ることが出来ていますが、それらをきちんと喜ばないといけないんだと思い知らされます。当たり前ではないんだと。


今回の件もそうです。成魚が亡くなってしまうことがたまにありますが、こうやって生まれてくる命もある。生命というのは、そうやって連続無窮に続いていくものなんだな、ということを改めて感じさせていただきました。


稚魚5匹は本堂前の池におります。まだ不慣れなので端っこの方で大人しくしているかもしれませんが、お寺にお越しの際には是非ご覧になってください。健やかな成長を見守っていただけると嬉しいです。


ブログをお読みいただきありがとうございます。法善寺が喜びで沸いています。



南無阿弥陀仏

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