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建替え開始から早くも1ヶ月、将来に向けて思案する日々

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 10月2日
  • 読了時間: 3分

9/26-10/2の週ブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


御彼岸が明けてから、実は北海道は札幌のお寺さんにお邪魔して、報恩講のお手伝いをさせていただいておりました。父の代から頂いているご縁なのですが、父が亡くなり、コロナが明けたことで二年前から私が伺わせていただいております。


ということで私自身は三回目のお手伝いとなり、漸く少しお力になれたかなと思っています。やはり大きな法要になるとキーが高くなるのがこの世界の常ですが、昨年よりは声が出せた気がします。龍角散タブレットを仕込み、怪しくなったらすぐに病院に行って薬をもらう、という日頃の喉との付き合い方が分かってきました。


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そんな御法要が終わり、飛行機まで少し時間があったので札幌駅から北海道大学に立ち寄り、写真をパシャパシャと撮りました。私自身、アメリカの田舎にある大学に通っておりましたので、緑に囲まれたキャンパスはとても懐かしく感じました。


少しの時間でしたが、あの頃を懐かしみ、希望しかなかった気持ちを思い出すことが出来ました。また10月からも頑張ろうと思わせてくれて、ありがとうございます。


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建替え開始から早くも1ヶ月、将来に向けて思案する日々

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さて、お彼岸が明けて9月も終わり、早いもので10月が始まりました。暑さ寒さも彼岸まで、漸く心地よい秋風に包まれながら、気持ちの良い気候を満喫しています。


そんな中で建替えも順々に進んでおりまして、18ヶ月のスケジュールのうち1ヶ月が過ぎたことになります。一年半と聞くと長く感じるかもしれませんが、このペースなら建替えもあっという間に過ぎていくんじゃないかという淡い期待を抱いています。お彼岸があと二回くれば(来年の春と秋)、次のお彼岸では建替わっているわけですから。


ただ、建替えが終わったからと言って一件落着というわけではありません。そもそも建替えは、これからの将来を見据えたもので、今までの法善寺では出来なかったことにチャレンジする土台を作るためのものでもありました。


その一つとして考えているのが書道教室でして、今日は私が通っている書道教室の開塾指導講座なるものを受講してきました。師範養成科を卒業した人が主な対象となる講座なのですが、私は4年前に卒業しておきながら今までスケジュールが合わず、念願の受講となりました。


第一回の今日は実技は無く、開塾にあたっての心構えなどを教わりました。自信教人信、ではありませんが、教える側も勉強を怠らないように、そして生徒以上に熱い気持ちを持つべし、という厳しくも有難いお言葉を頂きまして、より一層身が引き締まる思いでした。


ちなみに今時点で私自身は、書道を通じて『何かに没頭する経験』を、主に子供たちにお伝えしたいと思っています。


デジタルに溢れたこの世界、スマホがあれば何時間でも時間を潰せてしまいます。そんな中において、書道は究極のアナログ体験です。紙と筆と墨を使い、自分の手で作品を書き上げる。ワードやエクセルのようにctrl + zでやり直すこともできず、自分の書いた線全てが一期一会です。


五感を使って作品と向き合い、あーでもないこーでもないと試行錯誤をする。気が付いたら没頭していて、時間が過ぎ去り、そこから抜け出した時には何とも言えない爽快感がある。そんな経験をより多くの子供たちにしてもらいたいなぁと生意気ながら考えています。


私自身、そのベクトルが最近は写真に行っている感は否めませんが、改めて書道にも向き合いたいと思います。建替え開始のバタバタも落ち着いたことですし、少し腰を据えてやってみます。


ブログをお読みいただきありがとうございます。たぶん私は前向きな人間です。



南無阿弥陀仏

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