

エンディングノートの書き方講座を開催しました。
みなさん、こんにちは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 3月18日~24日まで、春のお彼岸でございました。天気の良い日が多く、たくさんの方がお墓参りにいらっしゃっていました。 そんなお彼岸のお中日である3月21日に、法善寺で『エンディングノートの書き方講座』を開催しました!エンディングノートとは?というご説明から、宗教や仏教、浄土真宗についてお話しし、その後参加者の方々には実際にエンディングノートを書き進めていただきました。 法善寺特製のエンディングノートには『お寺と考える終活 「私」ノート』というタイトルがついています。このエンディングノートは、大きく分けて3つのパートに分かれています。 ①「私」の人生 ご自分の人生を誕生から振り返って頂けるようになっています。各年代での出来事や思い出などを振り返り、残された方々にご自分の人生をお伝えするパートになります。 ②「私」の家族 ご自分の家族について考えるパートです。ご両親、パートナー、お子さん、お孫さんなどについて書き進めて行きます。また家系図も記入できるようになっておりますので、ご自分のルーツを辿


本願寺学院1年目 後期レポート公開②
みなさん、こんにちは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 前回のブログに引き続き、本願寺学院1年目のレポート公開をしていきます!今回は水曜『仏教史』と木曜『三経七祖』のレポートです! ちなみに今回の写真は、お釈迦様が初めてお説法をされた初転法輪の地、サールナート寺院です。 どうぞ、ご覧ください~ 水曜日:仏教史 四聖諦・八正道について 四聖諦(ししょうたい)と八正道(はっしょうどう)というのは、釈尊が悟りを開いた後に初めて説法した、いわゆる初転法輪(しょてんぼうりん)の場で話したものと言われている。これは、輪廻から解脱するため、自らの悟りの内容を理解させるために組織立てたものである。 まず四聖諦というのは、この迷いの世界の四つの真理のことで、一に苦諦(くたい)、二に集諦(じったい)、三に滅諦(めったい)、そして四に道諦(どうたい)である。 苦諦とは、人生は苦である、という真実である。なぜならば人間の欲望は満たされなく、全て思い通りにならないからである。この苦は生・老・病・死の四つ、更に愛別離苦(あいべつりく 愛する人と別れる苦)・怨憎会苦(おんぞう


本願寺学院1年目 後期レポート公開①
みなさん、こんにちは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 先週の金曜日3月1日に、私が通っている本願寺学院の1年目が終了しました!これで折り返し、あと1年です!毎日通うのが辛くはないですが、やっぱり春休みに入るのは嬉しいですね(笑) ということで、恒例(?)のレポート公開をしていきます!おさらいですが、授業スケジュールはこんな感じです。 月曜日:浄土真宗史(親鸞聖人や蓮如上人の生涯や教えについて) 火曜日:浄土真宗学(浄土真宗の教えが詰まった教行信証について) 水曜日:仏教史(お釈迦様の生涯やそこからの仏教の広まりについて) 木曜日:三経七祖(浄土真宗における3つのお経と7人の高僧について) 金曜日:声明作法(お経の読み方について) このうち金曜日は実技テストでしたが、他の曜日はレポート提出でした。そして、そのレポート達を、このブログで恥を忍びつつ公開させていただきます。みなさんに少しでも『こんな勉強してるのか』とか『仏教ってこういう考え方なんだ』と思っていただけたら嬉しいです。(私自身勉強中のみですので、厳しい意見もお待ちしております!) 今回は