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4年ぶりの隅田川花火大会

7/29のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は妻と子供が入院している病院に行って、初の面会がありました。コロナ対策もあり入院中一度だけ、しかも15分という制約だらけの面会だったので使い所を探していましたが、それが今日となりました。第三子にようやく会えて、やっと実感が湧いた気がします。これからどうぞよろしくお願いします。


それにしても、新生児って本当に小さいですね。触ったら壊れてしまうんじゃないかと思うほどの危うさですが、だからこそ可愛くて愛おしい存在です。私がいる間は泣かずにすやすやと眠っていましたが、夜中は結構起きちゃうタイプみたいです。退院してからが少し怖いですが、家族力を合わせて頑張っていきます。


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4年ぶりの隅田川花火大会

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そんな今日ですが、隅田川の花火大会がありました。夕方頃に所用で銀座線に乗ったのですが、浅草行きの電車内はとても混雑していました。さらに、稲荷町で降りた後に上野駅に自転車を置いてきたことを思い出し歩いて向かったのですが、浅草方面に歩く人が大勢いらっしゃいました。世の中にはこんなにカップルがいるのか?と思うほどの組数で、何となく安心しました。


先週末には千住でも花火大会があったそうですが、コロナ前よりも大勢の人で賑わったそうです。コロナで抑制された3年間がありましたので、ここぞとばかりに爆発したんでしょうが、隅田川もそうなっていたのでしょうか。さすがに会場近くまでは出向いていないので分かりませんが、賑わっていたのなら良いことですね。


日常はハレとケに分けられますが、今日みたいなお祭り事みたいな日はハレの日になります。ハレもケも無く平均的に均した日常を過ごした方が燃費は良さそうですが、人間は感情の生き物ですので、ハレの日がないとやっていけねぇわ、という気持ちも分かります。長きに亘ってお祭り事が続いてきた理由がそれなんでしょう。


隅田川花火大会は、規模がとても大きいのはもちろんですが、都会のど真ん中で打ち上げられる、というのも大きな特徴な気がします。スカイツリーが出来てからはより一層盛り上がっている浅草エリアですが、その目の前で花火が上がるわけですから、人が集まらないはずがありません。台東区、墨田区にとっても、めちゃくちゃでかい行事なはずです。


昨日のブログにも書きましたが、それでも花火大会に対する大きなクレームは聞いたことがありません。下町の人はみんなハレの日が好きなんだなぁということもありますが、もう昔っからずっとやっていることだから、と諦めている人も多いはずです。この場合の諦めている、というのは何もネガティブなことではなく、受け入れている、と言った方が良いかもしれませんが。


お寺で打つ除夜の鐘もその一つですね。一度やめて再開するとクレームが出るそうですが、ずーっとやっているところにはクレームは来ません。歴史というか、既成概念というか、こういうのって本当に強いんだなと気付かされます。


ということで、大きなトラブルもなく花火大会が終わることを願いながらブログを締めたいと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。たまや。



南無阿弥陀仏

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