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作業と書道の日

8/31のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今朝は久々にジムに行って、久々に筋トレをしてきました。最近、ジムに行ってもプールで泳いでばかりでしたので、久々の筋トレは楽しすぎました。ただ、やっぱりどうしてもギックリ腰した時の光景が脳裏に焼き付いていて、ビクビクしてしまいます。ですので今日も重いウェイトは扱わず、軽めで回数こなすという方法で筋トレしました。全身満遍なくトレーニングできました。


ジェクサは銭湯とサウナが完備されているので、終わった後にひとっ風呂浴びることが出来ます。特に水風呂は最高に気持ちが良いです。脳も体もシャキッとして、お寺に向かいました。


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作業と書道の日 =============


そんな今日は、法善寺の会報誌『家庭通信』の発送作業をしました。昨日印刷物は全て準備し終えていたので、今日は折ったり詰めたりする作業です。結論から言えば、発送自体はまだ完了していませんが、もうあとは郵便局に持っていくだけ、というところまで作業を終えることが出来ました。


もちろん私も作業しましたが、娘の面倒を見たり(抱っこするくらいですが)、午後は書道で抜けたりしたので、主に母や妻、そして手伝いで来てくれた母の友人が頑張ってくれたおかげです。明朝に郵便局持っていって、お仕事完了です。


お仕事を抜けて行った書道教室ですが、今日は前半が法帖、後半が創作という流れでした。法帖は篆書の勉強のために鄧石如の『白氏草堂記』を臨書しています。


師範養成科時代は、『頭から○○文字を臨書して提出』という流れだったのですが、研究科になると基本的に『全臨で提出』となります。今回の白氏草堂記は、半切を1/3に切った紙に4文字ずつ書いていきますが、全部で80文字くらいなので、20枚くらいにまとまります。次々回が提出回となりますので、家でも書いて提出に備えます。


後半の創作では、今日は半切のかな交じりに全時間を費やしました。今月は北原白秋の『月読は 光澄みつつ 外(と)に坐(ま)せり かく思ふ我や 水の如かる』という短歌が課題です。


師範養成科では、文字毎で潤渇を表すことを意識してきましたが、やはり研究科だともう一つ上のことを追求しなければいけません。一つの文字の中で、線の太細に差をつけたり、広げるところと潰すところを区別したり、大きく書くパーツと小さく書くパーツを意識しなければいけません。難しいですが、頭を使って書くのはとても面白くて、先生のアドバイスも的確なので書くごとに作品の幅が広がっていくのが分かります。


もちろん失敗もありますが、そういう試行錯誤を繰り返すことで上手くなっていくはずですので、前向きに捉えています。家でも紙と墨汁が使い放題なら、没頭して書いてしまいそうです。


何となく出来上がってきて一息ついていると、私の隣で書いていた方のために先生がデモンストレーションを行っていました。デモンストレーションになるとぞろぞろと人が集まってくるのですが、そんな注目にも負けずに先生は素晴らしい作品を書き上げていました。


その方は淡墨(磨った墨)を使って書こうとされていたので先生もそのまま淡墨を使って書かれていたのですが、淡墨ならではの墨の濃淡が絶妙に表現されていて作品に奥深さがありました。また、私は淡墨だとどうしても筆が開きにくいのですが、先生はそんなことお構いなしに逆筆を駆使して太細を表現されていました。


本当に素晴らしかったのでこのブログに掲載したいくらいですが、やはり人様の作品ですので自重いたします。気になる方は、日本教育書道芸術院の門を叩いて、師範養成科に2年通って、研究科にお越しください。


今日は7月休んだ分の振り替えだったため、木曜日も通常通り書道教室です。創作2時間なので、頭と体を酷使して頑張ります。提出する際にはまたブログで写真をアップしますので、楽しみにしていただけると嬉しいです。



南無阿弥陀仏

 

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