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今年は親鸞聖人御生誕850年

3/29のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


WBCでの日本優勝から1週間、いまだに余波のニュースがネットやテレビを騒がせています。かくいう私も気になってその手のニュースを見てしまっているのですが、1週間経っても嬉しいものです。選手本人たちは、自チームに戻ってすでに切り替えているんだろうと思いますが、にわかファンとしてはいつまでも噛み締めていたいものです。


そんな日本のプロ野球ですが、早いもので明日から開幕となるそうです。WBCをきっかけに知ることのできた選手もいますので、昨シーズンよりは注目して見ていこうかなと思っています。チャンスがあれば、球場まで足を運んでみたいものですね。


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今年は親鸞聖人御生誕850年

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ご存知の方も多いと思いますが、今年は親鸞聖人がご誕生されてから850年という、メモリアルイヤーでございます。略して『たんぱちご』なんて言われたりもしますが、特に京都では親鸞展が行われたり、東西の本願寺が特別な法要をお勤めしたりと、知る人ぞ知る盛り上がりを見せています。私も、先輩僧侶と一緒に、5月に京都へ伺う予定です。


850年前ということですので、親鸞聖人がお生まれになったのは1173年です。そこからさまざまな時代の編纂があり、あまりにも多くの出来事があったはずですが、それでも法統が連綿と受け継がれていることは本当に素晴らしいことだなと思います。それぞれの時代で、多くの方々が『この教えは後世に弘めなければ』と思われた結果の連続だと思いますが、それだけの人の心を打つ教えを説かれた親鸞聖人、阿弥陀仏、お釈迦様を讃えるには私では語彙が足りなさすぎます。


浄土真宗に限らずですが、宗教というのはどのような時代においても普遍的な教えが説かれています。何千年も前に説かれたものであるはずなのに、その時代に比べると現代は遥かに豊かになっているはずなのに、相も変わらず人々の心を打ち、日々の支えとなっています。人間の本質というのは、文明の進化があったとしても変わらないものなんですね。


恥ずかしながら、ちょっと最近、色々な忙しさにかまけて、知識としての仏教のインプットが蔑ろになっている感じがします。親鸞聖人御生誕850年をご縁として、また改めて仏教の教えをこの身に頂かなければ、と思っております。来月には本山での法話もありますし、そういったご縁を自分の中で勝手にきっかけとしながら進んでいきます。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。人生これ勉強。



南無阿弥陀仏

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