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ガヤーからのお便り

2/3のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は節分でした。と言っても特に節分らしいこともしなくて(豆まきとか、鬼役とか)、恵方巻だけ頂きました。元々関西文化のイメージが強かった恵方巻ですが、すっかり関東圏でも市民権を得た感じがします。バレンタイン=チョコというのもそうですが、行事ごとに食べ物を絡ませるのは昔から良くあることです。かくいう宗教も、そういったエッセンスがとても多く含まれている気がします。


個人的に恵方巻はめちゃくちゃ好きで、年がら年中売っていてほしいくらいです。巻物なので手軽ですが、ボリューム満点で栄養価も高い、あれこそ完全食なんじゃないかと勝手に思っています。今年も今日までで3本くらい頂いておりました。明日以降、恵方巻に会えなくなるのが残念ですが、来年をまた楽しみに待ちます。


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ガヤーからのお便り

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そんな今日ですが、遠くインドの知り合いの方からご連絡をいただきました。その方はガヤー(お釈迦様が悟りを開かれたとされる地)で学校を運営しているのですが、コロナ禍で大ピンチに陥っています。そういった都合は存じ上げていて、法善寺として、個人として、金銭面だけでなく別のやり方でも支援をさせて頂いておりました。


とても優しい方なので、こちらからの支援に対して何か御礼をしようとしてくださるのですが、こちらとしては返礼を受け取ってしまうと支援の意味がありません。なので、『学校で子供たちが過ごしている写真を送ってくれれば良いですよ』とだけ伝えていました。そして今日、そんな写真が届きましたので、一部こちらでもシェアさせていただきます。


知り合ったきっかけは、もう5年前になりますが、私がインドを訪れたことです。お寺に入る前に、仏跡を巡ろうと思ってインドに行き、ガヤーで泊まったホテルを運営されていたのが、前述の学校を運営している方でした。奥様が日本人ということもあり日本語でコミュニケーションを取れ、学校の見学をさせて頂くことになりました。


日本に帰ってからもご連絡を頂いて、運営されている学校のお話を伺ったりしていました。そんな中でコロナ禍となってしまい、日本以上に大打撃を受けているインドでしたので、少しでも力になればと思い支援させていただきました。


写真を見ていると、まだ学校が運営されていることに安堵の気持ちを覚えます。日本のように、学校に通わせることが当たり前じゃない世界に生きている子供たちにとって、この学校が無くなってしまえば学びの場が奪われることになります。その結果、経済的に恵まれない将来となってしまい、またその子供たちもそのスパイラルに入ってしまう。そういった状況から抜け出せる少しばかりの力添えになれれば何よりだな、と思っております。


もしご支援に興味のある方がいらっしゃいましたら、私までご連絡いただければ幸いです。私はただの窓口ですが、その学校を運営されている方をご紹介させていただきます。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。それにしても、子供の真剣な顔には胸が打たれるなぁ。



南無阿弥陀仏

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