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また少し、死を受け入れる

1/9のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


ついに明日は、令和4年後期の所得税納税の日、ということで今日までセコセコと税務委員としての作業を進めておりました。紆余曲折ありましたが、何とか作業は終わりまして、明日という日を無事に迎えることが出来そうです。


ちなみに税務委員の任期は2年間ですので、任期通りに行けば今年の6月で終わりとなりますが、私自身の希望と周りの方からの要望もあり、任期を更新することになりました。大変なことも多いですが勉強になることも多い役回りで、まだ全てを理解したわけではないと思いますので、引き続き勉強してまいります。お金にがめついお寺にはなりたくないですが、お金が無いと出来ることが限られる世の中ではありますので、お金に強いお寺にはなりたいなと思っております。


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年末に亡くなった祖母の家へ

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そんな今日ですが、昨年末に亡くなった母方の祖母の家に行ってきました。片付けやら何やらで、母と妻と子供たちというメンバーで行ってきました。作業自体は軽めでしたので1時間ちょいという滞在時間でしたが、祖母のいない祖母の家は初めてだったので、とても不思議な感覚です。


家にはまだまだ祖母の荷物が残っている状態ですが、本当にきれいに整頓されています。どこを開けても恥ずかしくない、と言っても過言じゃないくらい、洋服やら食器やら雑貨やらがきちんと片付けて収納されています。荷物自体は多いので、整理するのはそれなりに大変でしょうが、あそこまで整頓されていたら何かを探したり、処分するかどうか迷うことはなさそうです。自身の最期を予期していたとは思えませんが、遺された我々を思って、そうしていたのかもしれません。


祖母とは離れて暮らしていましたし、亡くなったのも突然すぎて、正直全然実感がありませんでした。通夜を終え、葬儀を終え、火葬を終え、今はお骨となって母の居住スペースに安置されています。お寺に行ったらほぼ毎回お線香をあげていますが、今日家主のいない家に行ったことで、また祖母の死を少し受け入れられたような気がします。


祖母の家の引き出しを片っ端から開けていくと、茶道道具や書道道具なんかが色々と出て来ました。食器類もそうですが、まだまだ使えそうなものばかりです。使えるものはこちらで受け継いでいくことが、祖母への何よりの弔いになるのかなとも思います。こういったものは大事に使って、もっと下の代にも引き継いでいきたいものです。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。昨日の祖父の33回忌にも参加したかっただろうなぁ。



南無阿弥陀仏

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