直感を信じる
9/30のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
ついに9月も最終日となりました。早いもので、12か月のうち、9か月が終了したということになります。気が付けば夏も終わり、涼しい日が増えてきました。体調を崩しやすい季節ですのでお気を付けて、と言ったりしますが、当の本人が例にも漏れず体調を崩しております。
これからは、体が弱いのを自覚して、いろんなところに頼っていこうと思います。風邪ひいたときのお医者さんはもちろんですが、風邪をひかないためにサプリを飲んだりもしていこうかなと思います。とりあえず友人に聞いて、マルチビタミン、ビタミンC、グルタミン酸を取ってみます。強い体になりますように。
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直感を信じる ===========
35年も生きていると、いろいろと分かってくることがあります。人と話をしていると『この人は、こう言ってるけど、結局は話をこっちに持っていきたいんだろうな』というのが透けて見えてくることも増えてきました。もちろん全く分からない時も多いですが。
そんな中で、最近は自分の直感を信じるように気を付けています。特に人付き合いでそうしていますが、初めてお会いした時に違和感を感じた人とは、後々やっぱり反りが合わなくなってしまいます。
10代のころとかは自分自身のことも良く分かっていないので、『なんだこいつは、こんなやつとは絶対仲良くなれないな』と思っても、後々親友になったりすることもありました。ただ、この年になると自分の得手不得手が段々と分かってきます。『直感で違和感を感じる』ということは、これまでの経験により培った自分なりのセンサーがそこに働いているわけです。もちろんそれで全てを弾いてしまってはあまりにも勿体ないのですが、センサーが引っ掛かったことによるアラートを、自分の中で鳴らすようにはしています。
逆に、直感で上手くいきそうな場合は突き進んでみる、というのもありです。これは人付き合いというよりもお寺の方向性や企画だったりしますが、仮に2案あった場合は、『何となく』良さそうな方を選んだりします。もちろん後付けのリサーチも重要ですが。
いわば直感は、これまでの私がいただいてきた縁起によって育まれてきたものです。ですので、自分の周りにいる人、自分がいるお寺のカラー、もちろん家族もですが、それらがあまりにも自分自身が今までいただいてきた縁起とは毛色が違いすぎると、長く付き添っていくことは困難なのかなと思います。
もちろんだからと言って排他的になること無く、その違いを受け入れながら、尊重しあいながら歩んでいくことも重要です。特に、お寺という場所には本当に様々な方がいらっしゃいます。今までの縁起による価値観だけに振り回されることなく柔軟でいたいですし、同時に自分自身の直感も尊重できるようになりたいものです。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。ちなみに、お寺への飛び込み営業には直感100%で対応しておりますので、来られる方はあしからず。
南無阿弥陀仏
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