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日常の中に有難さを感じる

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 9月11日
  • 読了時間: 3分

9/5-9/11の週ブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


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9月頭から始まった解体も、早くも10日が過ぎました。まだ外観の面影は残っているものの、写真の通り内装はすっかり様変わりしました。壁の中や天井の裏など、私も見たことの無いところが露になっています。


覚悟していたこととは言え悲しい気持ちにもなりますが、前に進むためには仕方ありません。また、引っ越しが大変でまだ感傷に浸る暇すらないという感じです。今日もこれから漸く電話の開通工事が行われます。


そして今日は声明学園の入学式及び始業式でもあります。これから少なくとも一年半は、近所の皆應寺というお寺さんをお借りしての運営となります。運営してる私も、会場を貸して下さる皆應寺さんも、慣れるまで時間がかかるかもしれませんがご容赦いただければと思います。


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日常の中に有難さを感じる

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ここ数年、じわじわと体重が増えていたのですが、今年になって7キロ落とし、そこから3キロ程リバウンドして、計マイナス4キロ程で安定した日々を過ごしています。リバウンドというと聞こえが悪いかもしれませんが、お腹好かせたり水分量抑えたりしたマックス減の時なので、丁度よい戻り加減だと勝手に解釈しています。


それもこれも、ちゃんと運動が出来るようになったことが大きいです。2年ほど前にヘルニアを発症し、そこから昨年末くらいまでは足や鼠径部の痛みに相当苦しみました。日常生活も厳しかったので(椅子に座ってられない)、これならいっそ手術しようかと思っている時期もありました。運動は一切諦めても良いから、普通の日常を手に入れたい、と。


ただそこから、運よく素晴らしい柔道整復師の先生に恵まれ、手術することなく今では週に2回くらいジムに行って、2週間に1回くらいバスケが出来ています。足の痛みはゼロではありませんが、一番痛かった時を100だとすれば、今は5くらいに収まりました。


運動再開し始めた昨年末くらいの頃は、ジムで走ったり体育館でシュートを打てたりするだけで幸せでしたが、それを続けていると『もっともっと』と欲している自分がいます。腰が痛くなるからウェイトを使ったトレーニングはしないと決めているのですが、もうそろそろやってみようかなと思ったり(まだ自制できてますが)、バスケ出来ること自体が幸せのはずが、レイアップを外せば悔しがってみたり。本当に欲深い人間です。


平穏な生活を過ごせるだけで幸せのはずなのに、慣れればそれ以上を求めてしまいます。有難さを感じるのは一瞬で、もっともっとと強欲になっていきます。言い方を変えればそれが向上心というものなのかもしれませんが、現在地にもっと感謝しないといけないよな、と思うわけです。


向上心を持ちつつ、現在地に有難さを感じながら前に進んでいく。これが理想なのかもしれません。ただそれが分かっていながらも実践できないのが人間でもあります。とか言って諦めてしまっては元も子もないので、ちゃんと意識して、日常の中に有難さを感じながら過ごしていきたいと思います。


建替えにしてもそうですね。引っ越しなどに忙殺されないよう、ちゃんと感謝の気持ちを抱かないと。


ブログをお読みいただきありがとうございます。寝て起きれば明日がやってくる、も当たり前ではない。



南無阿弥陀仏

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