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都立学校は修学旅行を延期か中止に

8/19のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


確か1週間くらい前に、これからはちょこちょこ日中にブログを更新していくと書きましたが、あれ以来実現できておりません。やっぱりなんだかんだ日中はバタバタしてしまって、落ち着いてブログを書く時間が取れません。日中には日中にしか出来ないことがあります。


ということで息子を寝かしつけてからブログを書いていますが、今日はほとんど昼寝をしなかったとのことであまり苦労せずに寝かしつけすることが出来ました。眠くなってくると、おそらく息子自身も何が何だか分からなくなっています。『ねんねしたい』と言うので寝室に連れて行くと『寝ない』と言い、またリビングに連れ戻すと『ねんねしたい』と言う。今日であれば、これを大体5往復ぐらいすれば寝ましたので、もっと大変な時に比べたら余裕です。


早く『おやすみ~』と言って一人で寝室に行って寝て欲しいとも思いますが、こうやって寝かしつけ出来るのも今の内だけですので、この瞬間を味わおうと思います。


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都立学校は修学旅行を延期か中止に

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このブログでは、出来るだけ暗い話題には触れないでおこうと思っていますが、今日はコロナのことについて触れようと思います。個人的にショックなニュースがいくつかあったからです。


その中でもショックだったのが、都立学校に向けて修学旅行を延期もしくは中止するよう要請したことです。私は都立高校出身なので、この時代に高校生を迎えていたら思いっきり被害を受けているはずで、何だか他人事じゃない気持ちになりました。全く権限もありませんが、書かずにはいられませんでした。


学校生活に限らずですが、人間の頭には普段とは違う場面が記憶され、後に思い出となります。高校1年の10月8日の通学風景は記憶にありませんが、高校入学式の日の通学風景は今でも覚えています。高校2年の6月15日の夜ごはんは覚えていませんが、修学旅行で沖縄に行った時の夜ごはんに出てきた海ブドウの味は今でも覚えています。


大人になった時、こういった『非日常』が思い出となる訳で、今回の要請はその思い出を奪い去っていきます。あんな多感な時期は二度と来ないので、そんな一生に一度の思い出を奪ってしまうのはとてつもなく酷な話です。別にこのままでも高校は卒業できるのかもしれませんが、ほとんどの人にとって、思い出に残る高校生活とは、体育祭であり、文化祭であり、後夜祭であり、修学旅行であり、部活の合宿であり、そして最後の大会です。


私には何の権限もありませんが、校長先生方には反旗を翻して、何とか修学旅行を実現させてあげて欲しいなと思います。


そして、そんな要請をしている傍らで、パラリンピックの開幕が迫っています。東京で開催するオリパラも一生に一度なのかもしれませんが、オリンピックで分かりましたがテレビ観戦ですので東京でやっている実感は、東京に住んでいてもありません。唯一良かったと思うのは、時差がないので夜中起きてまで見なくて済むことですので、韓国やオーストラリアでの開催と同じです。だから別に、一生に一度という感覚はありません。


オリパラは開催しておいて修学旅行は中止にせよ、厳密に言えば因果関係は無いのかもしれませんが、感情としては到底納得出来ません。オリンピックには楽しませてもらいましたが、こんなことになるならオリンピックはやっぱり不要でした。菅さんはオリパラで国に活力を与えるという、夢とも言えない理想を持っていたのかもしれませんが(本当にそうだったのか聞いてみたい)、残念な空想に終わりました。


着地点が無い話はあまり書きすぎるとダークサイドに落ちるだけですのでここらへんにしておきます。おじいさんだらけの政治家さんですが、もっと若い人たちの未来も案じて欲しいなと思った今日でございました。



南無阿弥陀仏

 

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