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書道と声明

5/20のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


アメリカのスポーツが熱くなってきました。メジャーリーグでの日本人の活躍は言わずもがな、昨日からNBAではプレイオフ進出をかけたプレイイン・トーナメントが始まりました。


例年で言えば東西各地区の8位までがプレイオフに進出するのですが、今年は短縮シーズンという事もあって10位までのチームにプレイオフ進出の可能性が残されています。とは言っても6位までは確定で、残る2枠を7~10位のチームで争います。まずは7位と8位のチームが戦い、買った方はプレイオフ進出決定。負けた場合は、9位と10位のチームの勝者と戦い、そこで勝ったチームがプレイオフ進出となります。一応7位と8位に優位なルールですが、例年ならプレイイン・トーナメントすらなかったので賛否両論あるみたいです。


個人的には、熱い試合が見られることは嬉しいですが、短縮シーズンとは言え試合数が決まっている状態でスタートを切ったシーズンでしたので、プレイイン・トーナメントは7位と8位のチームにはフェアじゃないかなと思っています。ただやっぱり、熱い試合を見られるのは楽しいです。


私が応援しているレイカーズは西地区の7位でしたので、8位のウォリアーズと今日試合がありました。激熱な試合を何とか制し、プレイオフへのチケットを手に入れました。良かったです。ベストメンバーがなかなか揃わないシーズンですが、プレイオフで調子を上向かせて優勝して欲しいです。頑張れ。



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書道と声明

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さて、そんな今日は午前中に書道教室に行ってきました。今週書いていた角額の少字数の課題を携えて行ったのですが、今日が5月号競書提出の日だという事がすっかり抜けていました。提出より前に角額を持ってきたぜ、とドヤ顔をしようとしていたのに恥をかきました。


ということで全然準備できていないので、また来週出直します。今日は書いた角額を先生方に見ていただき、アドバイスを頂いて書き直してみました。どう創作するのか、という発想はまだまだ貧弱で、先生方の引き出しの多さには驚かされます。『なるほど、そうやってスペースを作るのか』とか、『そこは似た字形を避けるために行書にするのか』とか、考え方を知ることがとても勉強になります。


創作は難しいですし、お手本を写す訳では無いので書いた作品が全て自分に返ってきますが、その分作り上げる楽しさがあります。字体の勉強、それをどう組み合わせるのかという発想の勉強、そしてそれを表現する筆遣いの勉強、どれも大切です。


お寺に戻ってからは、昨日から始めた蘭亭序の全臨を再開しました。が、3行目で脱字をしてしまい最初から書き直すことになりました。紙に筆で書いているので取り返しがつかないのですが、不思議なもんで『どうやってごまかそう』という発想がまず最初に出て来ます。鉛筆じゃないので消しゴムも使えないし、ましてやPCじゃないので『ctrl + Z』で取り消しは出来ません。アナログは大変です。


プラスに考えれば、序盤での失敗でしたので傷は浅いです。気を取り直して2行目まで書き終わり、今日はやめました。明日以降、また仕上げていきます。


そして夜は声明学園でした。2週間前から夕礼が始まりまして、最初は研修科の方々が、先週は2年生の方々が、そして今週は我々1年生が夕礼の担当となります。嘆仏偈と念仏讃三淘(トビ三首)という差定で、内陣に3人、外陣に1人(鏧役)という布陣になります。あみだくじの結果、私は祖師前の首座、つまりは導師役になってしまいました。


外のお寺さんで入内することもあまりありませんので、内陣の作法と言うのは正直言ってあまりよく理解できていません。特に和讃本を開く・めくるタイミングが分からず、そこは先生に指摘されました。ただ、こうやって失敗しないと覚えませんし、先生方も『どんどん失敗しましょう』と言ってくださるので、何の気負いもなく取り組めています。


本を読んだりの勉強も大事ですが、やっぱり実践が一番勉強になります。次は3週間後が1年生の担当ですので、今日言われたことを踏まえてやっていきます。


それでは、梅雨っぽい天気が続きますが、体調に気を付けてお過ごしください。心は晴れやかにいきましょう。



南無阿弥陀仏

 

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