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声明学園、久々の対面授業

3/25のブログです。

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は午前中、お寺の車の売却のためにビッグモーターに行ってきました。まだ新しい車(フィット)は届いていないのですが、年度内に売ってくれれば高く買い取りますという定型句にやられて、今日手離すことになりました。ちなみに代車が無料で借りられますので、車での移動は出来ます。ご安心ください。


お寺の車を売却することは前から決めていたことで悔いはありませんが、やっぱり寂しさはあります。亡くなった父が選んだ車ですし、『あの車に乗って2人で葬儀に行ったりしたな』とか『車の中で色んな話したな』とか、様々な思い出が脳裏をよぎりました。あんまり書くと泣きそうなのでこの辺りにしますが、親子2代に渡って大変お世話になりました。本当にありがとうございました。



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久々の書道・声明のお教室

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さて、そんな今日の午後には、久々に書道教室に行ってきました。先週お彼岸でバタバタしていて行けなかったので、今日と明日の2日間連続で取り返す形です。ちなみに3月号の競書提出は、明日が締め切りです。全然終わっていませんでしたので、今日もみなさんが提出している横でせっせと書いておりました。


毎月毎月追い込まれていて、先生に呆れられてもおかしくありませんが、そんなダメ生徒の私でも丁寧に指導してくださいます。本当にありがたいです。応えるためにも、必ずや明日には全てを提出します。頑張ります。


そして夜は、声明学園でした。タイトル通り、緊急事態宣言解除に伴い、久々の対面授業の再開です。音ズレが無い世界がこんなにも心地よいのか、と同じクラスの人たちで噛みしめるように授業を受けてきました。本当に、みなさん(先生も生徒も含む)、これまでリモート授業へのご協力ありがとうございました。


そんな再開初回ですが、私が所属する1学年は今週から『正信偈 真四句目下』に入りました。『正信偈』は浄土真宗の教えが詰まった偈文で、浄土真宗のお寺では最も読まれるものだと思いますが、読み方には何種類もあります。その中でも『真四句目下』はかなり重い読み方で、末寺での報恩講などで使われます。


普段の朝のお勤めなどの『草四句目下』の読み方に比べるとゆっくり、力強く、はっきりと音を出すのが特徴的です。その分、草四句目下よりもめちゃくちゃ疲れますので、1日に何回も読むことが出来ません。少なくとも、喉があまり強くない私からすれば、2回も読んだらヘロヘロになります。


音の上がり下がりも、真四句目下は多いしはっきり出します。書道に例えると、草四句目下が草書だとしたら、真四句目下は楷書です。力強く、一つ一つをはっきりと、というのが伝わりますでしょうか。


そんな真四句目下ですが、私の喉の調子などお構いなしに授業となると何回も読むことになります。父に習った時は、4回とか5回とか平気で読まされました。ただ今日は、真四句目下の読み方は初めての方がいらっしゃいましたし、何より久々の対面授業という事で、先生が優しくしてくださいました。喉がつぶれる前に余裕を持って終わりましたので、元気な状態でブログを書き進められています。ありがとうございます。


分かっていたことですが、やっぱり対面の授業は最高です。聞きたいことをすぐ聞けますし、他の生徒さんの声も聞き取れるし、先生の教えも一切のフリーズ無しで飛び込んできます。何より、声明学園に活気が戻ってきた感じがして、とても嬉しかったです。何でもないような授業が、こんなにも有難いものだという事を、リモート授業によって考えさせられました。そういう意味では、リモート授業にも感謝です。


さて、夜も遅いので今日は閉店ガラガラですが、明日は書道追い込みます。頑張るぞー!



南無阿弥陀仏

 

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