応援されるお寺を目指して


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

 

本日、夕方から東京ジャーミイというモスクにお邪魔して、『宗教を知ろう』にパネリストとして参加してくださるリーム・アハマドさんにお会いしてきました。

 

今回の目的はリームさんへのインタビューで、パネリストについて知っていただくことで『宗教を知ろう』にも興味を持ってもらおうという意図です。プロ野球選手が情熱大陸に出ているのを見て、よりのめり込んで試合を見てしまう、みたいなノリです。

 

リームさんには生い立ちから現在までのお話をお聞きすることが出来、とても面白かったです。これをどう文章に落とし込むかは私の腕にかかっていますが、こういうのは結構得意だと思っています。他の方のインタビューと併せて、7月末か8月頭に公開しますのでお楽しみに。

 

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大人の身だしなみ

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さて、話はガラッと変わりますが、最近お寺の車を買い替えたいなと思うようになりました。別にお金が余っているわけでも(むしろその逆)、自分好みの車にしたいというわけでも無いのですが、『身だしなみ』としてちゃんとした車に乗った方が良いんじゃないのかと思ってきました。『思う』だけならタダです。

 

ちなみに今のお寺の車は、スズキのアルトワークスという車です。小さくて小回りも効くし、軽自動車だから安いし、走りも申し分ありません。ただ、シルバーボディのサイドに黄色と黒のラインが入っていたり、軽自動車だから重厚さが無く、それが気になっていました。お坊さんが乗る車として、TPOに即しているのか?という疑問が出てきたのです。

 

きっかけは、とんねるずの石橋貴明さんが『愛車遍歴』という番組に出ているのを見てからです(#隠れとんねるずファン)。番組のタイトル通り、自分がこれまでどういう車に乗ってきたか、という愛車の遍歴を語っていく番組なのですが、その中で『大人になってからお世話になった方の葬儀に行ったときに、自分は外車で乗り付けたのに対し、他の人は国産のセダンで来ていて、大人としての立ち居振る舞いを考えさせられた(セリフそのままではなく私の意訳です)』と仰っていたシーンがありました。そこから石橋さんはトヨタのセダンを買って、レクサスなどに乗り換えながらも未だに『身だしなみ用の車』は保持しているそうです。

 

これを見て、衝撃を受けました。それまでは、出来るだけ小さく、出来るだけ安く、別に凹んでたり擦ってたりしても走れれば良いでしょ、と思っていたのですが、私自身もう30歳も越えましたし、葬儀などには『お寺の人』として行きますので、やっぱり身だしなみは大切、と思うようになりました。結婚式にスーツを着ていくのと同じように、高くなくていい(むしろそんな余裕はない)のでお堅い車に乗るべきなんじゃないか、ということです。

 

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どこにお金を使うか

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今のスズキはリース契約なので、今すぐの乗り換えは考えていないのですが、時期が来たら、TPOに即していて、かつ経済的な車を選ぼうと思います。まだ先の話ですが、その時に向けて色々とネットで調べていますが、私は車の性能だけでなくメーカーも見るようにしています。

 

何度も言いますが、別に高いブランド車を選ぼうと思っているわけではないのですが、折角買うなら気持ちの良いメーカーにお金を落としたい、という気持ちがあります(偉そうで、すいません)

 

例えば、社長がお金を横領したようなメーカーにはお金を落としたいとは思いません。反対に、挑戦を続けて先進的な車を開発しようとしているメーカーにはお金を落としたいと思います。

 

定量面(燃費・馬力など)も大切ですが、現代ではメーカーによってそこに大きな差はないので、定性面(応援したくなるかどうか)がより重要になっている、というお話です。そしてこれはお寺も同じだと思います。

 

門徒さんや地域の方々に応援されるお寺になるためにはどうすればいいのか、これを考えないといけません。やっぱり法善寺としては、葬儀だけをひたすら回していくようなお寺になろうとは思っていません。門徒さんや地域に寄り添い、みなさんに支えていただけるようなお寺にしたいと思っています。

 

今の日本の仏教は『葬式仏教』と揶揄されるとおり、収入の大部分を葬儀に頼っています。はっきり言って法善寺も例外ではありません。ただ今後もこのままだと、誰からも応援されることのないお寺ばかりになってしまいます。現に、『お坊さんのいないお葬式』なる触れ込みで広告を打っている葬儀屋さんもあるくらいで、一歩立ち止まって考えると『お坊さんいらなくね?』という発想になる人もいるはずです。

 

葬式仏教からの脱却はかなり難しいと思いますし、葬儀も立派な儀式の一つですので存在自体は全く否定しません。ただ、『お寺は死んだら世話になるところ』という共通認識を変える必要はあって、今の私たち世代のお坊さんが立ち向かっていく課題だと思います。

 

法善寺としても答えがはっきりと見えているわけではありませんが、まずは門徒や地域の方々との絆を改めて築くことから始めています。葬儀をする機会があったとして、『代々檀家だから仕方なく法善寺に頼むか』ではなく『是非法善寺に葬儀をお願いしたい』と思ってもらえるようなお寺になれればと思っています。

 

近道はなく、一つ一つの行動の積み重ねだと思いますので、コツコツ頑張っていきます。まずは週末の新盆会、週明けからのお盆を頑張ります。

 

 

南無阿弥陀仏

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