top of page

ホームコートアドバンテージ

5/23のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


数日前に下唇の内側を噛んでしまったのですが(何故そんな所を。。。)、それから喋ったり食べたりするたびに痛くて困っています。鏡で傷跡を見てみると、直径たったの2mmくらいの傷のくせに、何かにつけて存在感をアピールしてきます。


口元や指先など、よく使う場所にできる怪我は小さくても大変面倒くさいです。早く治したいけど、よく使うからちょこちょこ触ってしまって治りが遅くなるという悪循環です。ただこんな傷でも、もっと若い頃は寝て起きたら治っていた気もしますが、最近はめっきり回復が遅くなりました。体の変化(老化)と付き合うのが楽しいと言えるほど人間が出来てはおりませんが、致し方ありません。


とりあえず今日も早めに寝ようと思います。



=======================

ホームコートアドバンテージ =======================


今日からNBAのプレイオフが始まりました。今日はまだワシントン・ウィザーズの試合がありませんでしたが、明日には八村選手が日本人で初めてNBAプレイオフに出場することになります。どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみです。


プレイオフには東西合わせて16チームが参加しますが、初日の今日は8チームが4試合を、そして二日目の明日は別の8チームが4試合を行います。試合の内容全てに目を通しているわけではありませんが、ちらっと見ると平年ほどの熱が無い気もします。やっぱり観客がいない、もしくは数をかなり制限しているからだとは思いますが、プレイオフ独特の雰囲気を少し感じにくくなっています。


留学時代、実際にプレイオフのゲームを見にアリーナへ行ったこともありますが、プレイオフになると全席にチームカラーのTシャツが置いてあって、それをほぼ全員が着るので、アリーナ全体がチームカラーに染まります。それはそれは、圧巻なわけでございます。


ただ今年はそういうことにはならず。そういう雰囲気もあってか、平年よりもホームコートアドバンテージが感じにくいはずです。これが良い方向に働くチームもあれば、爆発力のあるチームなんかは盛り上がり切れない試合になる気もします。我らがレイカーズはおそらく前者なので、今年も優勝間違いありません。


ホームコートアドバンテージという考え方はスポーツ界では浸透していますが、日本ではアメリカほど大きな力を持っていないような気がします。NBAやメジャーリーグなど、シーズン結果で上位のチームがホームコートアドバンテージを得られます。つまりは、より多くの試合をホームコートでプレイできる権利を勝ち取るために、シーズンを戦い抜いているわけです。


これって日本人からすると、『え、それだけのために?』と思うかもしれません。実際日本のプロ野球なんかを見てみると、ホームコートアドバンテージだけでなく、1勝が上位チームに付与されています。ただ日本の場合、アメリカほど国土が広くなくて時差もありませんので、こういうローカルルールになるのかなと思います。本場のルールがローカライズされることは、良いことだと思います。


大学の授業で習いましたが、このホームコートアドバンテージは選手やスタッフのメンタルに良い影響を与えるから有利である、とのことです。自分の家から自分の車に乗って、通い慣れた道を進み、自分専用のロッカーで準備をし、慣れたアリーナでウォーミングアップをし、そして何より後押ししてくれるファンの前でプレーする。統計的に見ると、ホームコートの方が約7割有利と言われているそうです。面白いデータです。


ちなみにうちの息子も、ホームコート(自宅もしくは法善寺)以外では委縮して自分らしさを出せません。親戚なんかにはもっと色んな表情を見て欲しいなと思いますが、なかなかうまくはいきません。場所見知りというやつかもしれませんが、早く堂々とした子になってもらいたいものです。


そんなこんなで、我らがレイカーズは明日が初戦となります。シーズン成績は7位なので上位チームとの対戦、つまり相手チームがホームコートアドバンテージを持っているという事です。ただレイカーズはぶれないベテランぞろいのチームなので、問題ないと信じています。日本時間午前4:30試合開始ですので、起きたら朗報が来ていることでしょう。


それでは、レイカーズの勝利を信じて寝ます。おやすみなさい。



南無阿弥陀仏

 

新型コロナウイルスでお困りの方へ

『法善寺の輪』はこちら


法善寺の檀家になってくださる方はこちら

Comments


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
bottom of page