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水害復旧支援のため寄付しました



こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

 

今日はお盆3日目でした。ちなみに13日から始まり、明日の16日が最終日となります。

 

事前の天気予報では、お盆期間中で今日だけ晴れて暑くなる予報だったので、朝のお勤めに向かう時は半そで短パンにサンダルを選択。外に出た瞬間に寒くて雨が降っていることには気付きましたが、着替える時間がなかったのでそのままお寺へ向かいました。私以上に、リードも付けられ、まんまと散歩できると思っていた虎太郎(チワワ)が一番びっくりしていたと思います。

 

終わってみれば、7月入って一番気温低いんじゃないの?と思うくらい涼しい一日でした。客殿を裸足でぺたぺた歩いていたら寒くなってきたので、スリッパを履きました。風邪だけは引きたくありませんので、出来る限りのことをして頑張っています。

 

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フライングですが寄付しました

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さて、以前からブログで『お盆期間中の線香・樒の代金は全額、熊本・鹿児島での水害復興支援のために募金します』と宣言していました。お寺にも貼り紙を出しており、そのおかげで線香・樒の代金以上のお金を入れていかれる方もいらっしゃいました。法善寺門徒の方々のご理解・ご協力、本当にありがとうございます。

 

結論から先に申し上げますと、まだお盆が終わっていませんが、タイトル通り、水害復旧支援のために寄付をさせていただきました。

 

こういった寄付は今年が初めてではありません。昨年や一昨年もこのような取り組みをしていて、その時はお盆やお彼岸の期間が終わってから赤十字に募金していました。やらないよりはマシだとは思い募金していましたが、実際何に使われているんだろうか?とか、もっとスピーディーに募金しないといけないんじゃないか?という気持ちもありました。

 

1日でも早く、現場が必要なものを明確に届けられた方が、ご理解とご協力を示して下さった門徒さんも納得していただけるんじゃないか、という想いです。

 

そんな中、今回のお盆でも『募金します』と宣言していました。正直言うと、迷いながらもその時には明確な使い道は決めていなく、今年も赤十字に募金するか、と考えていました。しかし昨日、Facebookのタイムラインで『水害からの復旧のため、支援物資が必要です』という投稿を目にしたのでソッコーで支援物資を購入させていただきました。

 

その投稿は、私が入会している『西野亮廣エンタメ研究所』のスタッフの方のもので、皆さん水害があった翌日には熊本県人吉市に行かれて復旧作業に御尽力されています。そこは、あの球磨川の氾濫があった場所です。

 

その投稿には写真も添付されていましたが、私が想像しているよりもはるかにひどい状況でした。道路だけでなく、建物の床まで泥でまみれ、浸水してしまった家具が道路に投げ出されています(写真はその投稿に実際に添付されていた写真です。勝手に拝借してしまってます。許してください)

 

支援物資として必要なものは、ヘルメット、ゴーグル、防護服、ゴム手袋、長靴、土嚢袋などでした。復旧作業をされる方用の道具、という感じです。これらがAmazonのwishリストに分かりやすくまとめられていて、こんな分かりやすくて手を挙げやすい支援は無いと思い、すぐにそのwishリストの全商品を購入させていただきました。総額は7万円ちょっとでした。

 

正直言うと、お盆の線香・樒代でこの金額をカバーできるかは分かりません。ただ、お盆が終わるまで待つより、すぐに行動した方が良いと思い決断させていただきました。勝手に先走り、申し訳ございません。もし足りない場合はお寺で持ちます。

 

今回の寄付は、今までの『赤十字社に5万円寄付しました』に比べ、現場の温度感や実際にどう使われているのかが伝わるので、寄付していただいた方もより納得していただけるんじゃないか、と勝手に思っています。物資が届いたら、またFacebookで写真を挙げてくれるはずですので、このブログでもシェアしていきます。続報をお待ちいただけると幸いです。

 

改めまして、法善寺門徒の皆様、この度のご理解・ご協力、本当にありがとうございます。皆様がお墓参りに行かれた結果、助けられた人が確実に存在しています。お墓参りで人助け、というのは不思議なご縁かもしれませんが、これも一つの仏縁と呼べます。仏法が結んだご縁、ということです。お寺としても、こういったご縁のきっかけになることが出来、大変うれしく思っています。

 

このご縁に感謝し、明日のお盆最終日を迎えようと思います。お越しになられる方は、新型コロナや天候には十分お気を付けください。お会いできることを楽しみにしております。

 

 

南無阿弥陀仏

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