top of page

書道 8月課題提出

8/15のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は8月15日ということで、終戦記念日でした。78年前のこの日に終戦したということで、段々と戦争を直接体験した世代がいなくなってきてしまい、少しずつ戦争があったことへの実感が薄れていっている気がしますが、綺麗ごとだとは分かりつつも、いつまでも戦争をしない国・日本で居続けてほしいなと思います。


================

書道 8月課題提出

================


そんな今日ですが、書道の8月の課題提出に行ってきました。7月は提出できていなかったので二か月ぶりとなってしまいましたが、今月は何とか間に合いました。


課題提出は一回飛ばしただけですが、二か月ぶりとなると色々と忘れていたことがありました。特に一番左の漢字の創作は、『こんなに紙でかかったっけ?』と思うくらい圧倒されてしまいました。ちなみに高さは240cmくらいあります。


そんな漢字の創作ですが、改めてこうやって見ると、全体的にごちゃっとしているなぁという印象を受けます。空間として空いている部分があまりなく、見ていて疲れる印象です。二か月ぶりということで先生は優しいコメントをくださりましたが、甘んじることなく頑張らないといけません。


次にその右隣の楷書ですが、二週間ほど前に書置きしたものをそのまま採用しました。へんとつくりに変化を持たせた字を多く書けたのが良かったかなと思います。ちなみにお寺で何か書くときには楷書を使うことが多いのですが、いつもはこういった創作ではなく、いわゆるキレイな字体を心がけて書いていました。ただ今後は、こういった字体でも書いていくことを取り入れても良いかもしれません。


その横の臨書ですが、相変わらず何が何だか分からない感じで書いています。それでも昔よりは、空間の作り方(白の置き方)、へんとつくりのズレ具合、線の太細などは少しは意識して書けているかなと思います。


ちなみに1行目最後の字は『向』ですが、こんなにも横に潰れています。別に、紙のスペースが無くなって私が潰したわけではなく、元の字もこれだけ潰れています。やっぱり頭の中には相変わらず真四角のマスに字を入れるイメージになっていますが、横長でも縦長でも良いわけで、こういった字を見ると頭の中の既成概念が壊されます。もちろん良い意味で。


その横のかな交じりですが、一行目に『漢字1文字 + 平仮名1文字』という組み合わせが並んでいて、ここに変化を持たせるのが難しかったです。最後までそれが出来たかは謎ですが、楽しくは書けたかなと思います。個人的には2行目にある『白雲』の脱力具合が気に入っています。


小さい半紙の作品ですが、『し』で終わる行が4つもあります。先述のかな交じりでもそうですが、こういった場合は変化をつけたいもので、短くしたり長くしたり細くしたり太くしたり、と頑張ったつもりです。また、行間にも変化をつけられたのが良かったかなと思います。規則正しい行間より、詰まったところ・開いたところが見えた方が面白いので。


ということで、何とか課題提出を終えられました。またここから頑張っていきたいと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。一つ目の『やるべき事』、クリアです。



南無阿弥陀仏

-------------------------------------------------------------


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
bottom of page