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娘の思い切りの良さを見習いたい

8/20のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


ここ数日、空いている時間で、法善寺の会報誌『家庭通信』の執筆を進めています。とは言っても、腰が痛くて座っているのが辛かったりするので、休み休みやっています。あと3日位あればデータは完成すると思いますが、腰と相談しながらの作業になります。早く治ってくれるといいのですが。


二ヶ月ほど前から週一で整体に通っていて、今感じている腰痛は、全てが治っていく過程で発症しているものだと信じています。通い始めた頃とは痛みの種類も部位も変わってきていて、痛みは一番悪いところによって上書きされるみたいなので、少しずつ原因部分に切り込めているのかな、という感じです。早くすっきりとした体に生まれ変わりたいものです。


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娘の思い切りの良さを見習いたい

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小さい子供を見ていると、大人になっても見習うことが多くあります。というか、大人になったから失ってしまった何かがあり、それを子供のとある行動を見た事によって気付かされます。


いま2歳の娘は、絵を描くのが好きみたいです。とは言ってもまだ2歳なので何かを描いている様な、何も描いていない様な、そんな程度の絵です。紙やiPadを使って描いていますが、ペンを渡すと何の躊躇もなく描き始めます。恐らくペンを手に取ってから1秒以内には、何かを描き始めています。当然ながら頭の中で構成が出来上がっているはずもなく、感じたままにペンを動かしています。


そんな姿を見て、羨ましいなと感じてしまいました。私だったら、(絵心は皆無ですが)描き始める前に何を描くかを考えてしまいます。それで描き始めればまだ良い方で、どうせ下手だからなぁと何も描かないこともしばしばです。最近描いた絵は、昔っから描いているアンパンマンとか、車を横から見たイメージとか、そんなんです。何も進化していません。


それに比べると、娘の思いっ切りの良さには学ぶものがあります。別に、絵が下手だったとて、何のリスクも無いわけですから、思うままに描けばいいわけです。ぐちぐち言って立ち止まるくらいなら、下手でもいいから描けばいいのに、というのは分かっているつもりですが、変なところを気にしてしまっている自分がいます。


これは、書道の時にも常々思っています。先生に見てもらいたいけど、下手だから恥ずかしいな、という気持ちがどうしても湧いてきてしまいます。そもそも下手だから先生に見てもらうはずなのに、下手なのを見せたくない、と矛盾しているのは分かっていますが、一歩目が遅い自分がいて腹立たしくなります。


娘の画伯ぶりを見て、こんなことを考えました。子供はこれまでにいただいた縁起(外からの影響)が少ないので、まだまだ心は真っ白です。大人になった私はそれなりの縁起を頂いてきているため考えが凝り固まってしまっていますが、娘を見習って真っ白な心戻りたいなぁと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。大人になってもまだまだ変われるはず。



南無阿弥陀仏

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