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6月のお寺の掲示板

6/1のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


ついに今日から6月です。時の流れが早すぎて…というのも言いすぎてもはや使い古してしまいました。にしても言わざるを得ないほど、時の流れが早すぎます。


新年度になって2か月が経ったわけですが、そういえば息子は楽しそうに幼稚園に行っています。バス通園は大丈夫かな?と心配したりもしましたが、同じバス停の友達も出来ましたし、とても楽しそうです。どこでも楽しめる、というのがうちの息子の才能なのかもしれないな、と見直してきているところです。引き続きこの方向で子育てしていこうと思います。


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6月のお寺の掲示板 ================


さて、6月になったということでお寺の掲示板を新しくしました。今年から、月に一回掲示板の標語を替えています。お越しの際には、ご覧いただけると幸いです。


これまで漢詩や短歌を書いてきましたが、たまにはお寺っぽい標語にしたいなと思いたち、今月は『雨の日には雨の日の生き方がある』にしてみました。お寺の標語っぽくきれいに書こうかとも思ってトライしましたが、やっぱり何だかつまらなくて創作にしてみました。


カレンダー製作中に、谷内さんの作品の中にあったものなのですが、調べてみると元ネタは東井義雄さんという方のお言葉みたいです。東井さんは明治生まれの浄土真宗の僧侶で、正力松太郎賞を受賞されたりと大変活躍された方だそうです。ウィキペディアに載るくらいです。


そんな東井さんのお言葉ですが、私なりに頂いてみますと…


雨の日は何かと嫌われがちです。晴れを『良い天気』、雨を『悪い天気』と表現したりするくらい、雨の日を好きな人はなかなかいないんじゃないでしょうか。かく言う私も雨の日は正直あまり好きじゃありません。濡れちゃいますし、車を運転する日だったら視界が狭まりますし、何かと動きずらいのが雨の日です。


ただ、雨の日が無いとこの世界は成り立たないのも事実です。雨があるからこそ農作物が育ち、川が流れ、海があり、その恵みを我々はたくさんいただいています。日本は水資源が豊富なので気が付きにくいですが、世界には深刻な水不足に悩まされる地域も珍しくなく、そんな方々にとっては雨は『良い天気』なのかもしれません。


つまりは、絶対的に良い天気も、絶対的に悪い天気もないはずです。自分の心が良し悪しを決めているだけで、晴れや雨という事象そのものに良し悪しはありません。晴れを『良い天気』と思えるのなら、雨だって『良い天気』と思える心持になれるはずです。


『雨の日には雨の日の生き方がある』、何も直接的に『雨の日にしか外でずぶ濡れになって遊べないもんね』ということを言っているのではなく、雨の日との捉え方は自分自身の心が決めている、ということを東井さんは言いたかったんじゃないかなと思います。


この世界は諸行無常、何事も変化しています。天気はもちろんですが、それは自分自身の心もそうです。思いがけず変化してしまうこともありますが、意識して変化させることも可能です。雨の日をどう捉えるか、その心持次第で、梅雨時期の過ごし方が変わってくるんじゃないでしょうか。是非とも皆さんもご自身の心に問いかけてみてください。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。梅雨は目の前。



南無阿弥陀仏

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