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継続のみが力

3/19のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日から選抜高校野球が始まったそうです。昨年の夏は新型コロナの影響で、戦う事すらできなかった高校球児たちですが、この春は無事に開幕出来て何よりです。時間が経ったから開幕出来た、というよりも対処法が分かってきたから開幕出来たという方が正しいはずで、ここだけ見ても人類が前に進んでいる気がして嬉しくなります。


ただだからと言って油断は禁物です。今日少し上野に行きましたが、人出が戻ってきているように感じました。緊急事態宣言が終わるからと言ってコロナがいなくなるわけではありません。むしろここ数日を見ると、少しずつリバウンドしてきています。正しく恐れて、平穏な毎日を過ごしていきましょう。



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継続のみが力

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さて、今日はお彼岸3日目でした。お中日である土曜日の前という事で、少なめの人通りだった気もしますが、その分一人一人とお話することが出来ました。本日もアンケートにご協力いただいた方、本当に有難うございます。


私はこれまで33年ほど生きてまいりましたが、とことん思うのは仕事において瞬間移動なんて無いという事です。何でも拡散される時代ですので、ネットで少しバズったら瞬間移動した気にもなるかもしれませんが、それは一過性のもので決して定着しません。結局は、継続は力なり、いやむしろ『継続のみが力』なんだと思います。


法善寺では、会報誌『家庭通信』を年に4回発行していますが、それだけでお檀家さんたちとコミュニケーションが取れていると思ったら大間違いです。やっぱり今日みたいに、一人一人と顔を合わせてお話することが大切で、そうすることによって関係性が築かれていくんだと思います。また、当然ですが今日の一回だけでなく、これを続けていくことが大切です。一人一人と一歩一歩関係性を築く、遠回りなようですが結局はこれが一番の近道であることには間違いありません。


そして、そうやってお話をしていくと、今回の建て替え計画は多くの人の想いが乗っかっていることに改めて気付かされます。私たちだけでなく、お檀家さんたちもお寺には様々な思い出をお持ちでいらっしゃいます。建て替えについて考えること、感じることは人それぞれです。そういった想いに触れることが出来ただけでも、この期間中に図面を貼りだしてよかったと思っています。


昨日のブログの内容と被ってしまいますが、改めて、こういった想いを全て受け止めた上で建て替えを進めていきたいです。みなさんの意見を全て取り入れることは現実的に難しいですが、みなさんの想いは全て受け止めていきます。そのためにも悔いの無いよう、建て替えに向けて本気で取り組んでいきます。



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明日がお中日

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そんなこんなで、明日は春分の日ですのでお彼岸のお中日となります。


元々お中日は多くの方がお寺にいらっしゃいますが、今回は翌日の日曜日が雨予報ですので、特に混雑が予想されます。お寺としてコロナ対策はばっちりしておりますが、お時間が調整できる方は夕方や朝などが比較的空いておりますので、少しゆっくりとお墓参り出来ると思います。


余談ですが、私の誕生日である9月23日は秋分の日ですので(年によって少し前後しますが)、秋のお彼岸のお中日にあたります。お寺がバタバタしているときに生まれてきた、ということで小さい時から家族からはイジられていました。別に自分で誕生日を選んだわけではありませんが、そういうことでお彼岸は私にとってもご縁が深く思い入れも強い行事の一つです。


明日もたくさんのお檀家さんとお話したいと思います。私を見かけた方は、是非是非お気軽にお声がけくださいませ。



南無阿弥陀仏

 

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