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未来の人たちの良いご先祖さまになるために

8/4のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は久々に雨が降りました。予定では仕事がいくつも入っていたのですが、子供が熱を出して保育園から帰ってきたため急遽キャンセルに。私自身は問題なく元気なのですが、こう言ったご時世ですので念のための判断でした。ご迷惑をお掛けした方々、大変申し訳ございません。


夜の時点ではほぼほぼ子供達も元気になりましたので、明日からは普通に動けるんじゃないかと思っています。引き続き宜しくお願いいたします。


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未来の人たちの良いご先祖さまになるために

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少し前に何かの記事で、『世襲の方が長期的な視点を持てる』という内容を拝読しました。一般的には叩かれがち(舐められがち?)な世襲制度ですが、確かにそういう良い面もあるのかな、と納得した記憶があります。今の仕事を、自分自身だけの点で捉えているのではなく、ご先祖様から受け継ぎ、そして下の代に引き継いでいく、という線で捉えられるのが大きな要因みたいです。


最近はお盆もございましたので、私自身ことあるごとに『ご先祖様への感謝の気持ちを大切に』と言ってきましたが、未来の方々から見れば私たちがご先祖様に当たるわけです。自分達がご先祖様に感謝の気持ちを抱くのと同じように、未来の方々にも感謝して欲しいものですので、私たちの代でより良い世界にしていきたいな、という気持ちになります。


ただ現実はなかなか難しく、環境破壊、世界各地での紛争、資源の枯渇、さまざまな問題に悩まされていて、そのどれもが解決の糸口すら見つからないものばかりです。二酸化炭素の削減が叫ばれて久しい昨今ですが、各国の掲げている目標をクリアしたところで温暖化に歯止めがかからないの現実です。それじゃあ目標をもっと高くしないと、ということになりますが、それはとてつもなく厳しいハードルなんでしょう。設備投資にはお金がかかりますし、我慢することや生活レベルを落とすことはとても難しいことです。


結局は、自分自身ができる、目の前の問題を一つでも解決し、少しでもより良い方向に向けるために努力し続けるしかありません。とは言いつつも、何が正解かもわからない世の中です。温暖化を叫べば叫ぶほど電気自動車が売れるわけで、温暖化もあくまでマーケティングの一つなんじゃないかと捉えることも出来ます。


何が正解なのか、どっちに進むべきなのか、そういったことを一人ひとりが考えて行動しなければいけない世界です。果てしなくハードルは高いですが、信じて突き進むしかありません。お寺としても、できることをコツコツとやっていかないといけないな、と思う今日この頃です。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。もっとニュース見ないとな。



南無阿弥陀仏

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