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どう生きたいのか

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 2022年10月5日
  • 読了時間: 3分

10/5のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


ついに、今年も秋らしい気候の日がやってきました。雨が降っていたということもありますが、Tシャツ一枚では寒さを覚えるほどの気温です。ますます、風邪を引かないように気を付けないと、と引き締めていきます。子供達も同じですので、寝かしつけを終えた後に、改めてちゃんと布団をかけておきました。


今年はインフルエンザが大流行するんじゃないかと言われています。時間を見つけて予防接種をうったりして、出来る限りの予防に努めていきます。日本はなんだかんだと冬が長いので、皆さんも頑張っていきましょう。ご自愛ください。


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どう生きたいのか

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先日、食事会の席で先輩僧侶から、『誰でもそうかもしれないけど、龍之介は特に『死ねないな』って思うでしょ?』と言われました。別に格好つけるつもりはありませんが、家業を継ぎ、父が亡くなり、祖母や母が健在で、結婚していて子供がいて、という状況で、正にその方の仰る通りの気持ちでしたので少し驚きました。別に以前から、『死にたくない』とは思っていましたが、父が亡くなったことにより、それが『死ねない』に変わりました。あまりに多くの人に迷惑をかけてしまうからです。


ただそんなことは言っても、使命があったり役割があったら死なないかというと、決してそんなことはありません。それこそ職業柄、様々な死のかたちに触れますが、死は驚くほどに冷酷で、誰にでも急に訪れる可能性があるものです。もちろんできる限りの備えをすることに越したことはありませんが、それをも上回る何かがやってくることだってあるわけです。


だからこそ、今を全力で生きなければいけない、とも感じるようになりました。今が楽しければ良い、とまで言うつもりはありませんが、先々のことばかり考えて今をあまりにも犠牲にするのも違います。今しか出来ないこともあるはずですし、いつかやろうと思っていても、その日が訪れない可能性だってあるわけです。要はバランスですが、そこの見極めこそが人生なんじゃないかと思えてきます。


亡くなるまでに、自分が何を達成したいのか、何を体験したいのか、何を見たいのか、そして、周りに何を残したいのか、ということを真剣に考える毎日です。ともすればグダグダと過ごしてしまう日々ですが(全然抜けきれていませんが)、これを考えると良い意味での焦りが生まれてきます。


誰かが『人生はゴールのない短距離走』と言っていましたが、今になってその言葉が沁みてきます。先を見つつも、まずは目の前のことに全力を注ぎ込まないといけませんね。引き続き頑張っていきます。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。まずは体調管理、できることをやっていくぞい。



南無阿弥陀仏

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