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鳩が境内に巣作り

6/27のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。

ついに、やっと、息子の不機嫌が直りました。昨日までは朝起きた瞬間から泣きわめいていたのですが、今日はニコニコとしながら、かつての日課だった犬探しをしていました。どちらにせよ子供が2人いるので安堵できる暇はあまり無いのですが、あの不機嫌に比べたら100倍マシです。私がキリスト教徒なら、息子の体の中に悪魔がとりついたと思ってエクソシストを呼んでいました。


機嫌が直ったことに加え、昼寝の時間が短かったので、寝かしつけも瞬殺だったみたいです。毎日こうであれば良いのですが。


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鳩が境内に巣作り

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さて、今朝お寺に行ってみると、境内にある桜の木に鳩が巣作りを始めていました。

母が発見したのですが、どこからか小枝を大量に運んできていました。木の根元にはもう一羽いましたので、もしかしたら夫婦なのかもしれません。


それにしても、普段であれば鳩なんて凝視しませんが、境内に巣作りとなると見入ってしまいます。子供をこれから産むことを決意しているからなのか、『あれ、鳩ってこんなに凛々しかったっけ?』と思ってしまいました。何だか気高い生き物に見えてきました。


気持ちとしては、『鳩さん、どうぞどうぞごゆっくり』と思っているのですが、少しネットで調べると、鳩を長居させるのはあまり宜しくないようです。産卵に伴い気が立っているので、ちょっとの刺激で人を襲うかもしれません。また、糞を落とされると衛生的にも見栄え的にも宜しくありません。


ということで、やはり立ち去って頂くのが良いだろうという結論なんですが、鳩はカラスなどと違って害獣駆除の対象ではありませんので、対応が難しいみたいです。直接捕まえて追い出したりは出来なさそうですので、居ない隙を見計らって巣を撤去したりするそうです。明日業者の方が来てくださいますので、実際どうするのか聞いてみます。


それにしても、鳩が境内の木で巣作りなんて初めての経験です。私より法善寺歴の長い母にとっても、初めてだったそうです。境内の池にしろ、本堂のエアコンにしろ、今年度は色んなことが起きます。そしてそれらに伴い、お金が翼が生えたかのように飛んでいきます。


ただ思い返せば、水道管の補修やら何やらが毎年続いています。『万が一のために積み立てておかないとね』とは言いますが、こう毎年『万が一』が発生していては、もはや万が一ではありません。『今年は何も起こりませんように』ではなく、『今年はどんな問題が起こるんだろうか?』くらいのスタンスで備えておかなければいけないなと、最近特に思います。


建替えうんぬん差し引いても、あれだけの建物を維持するのにはやっぱりコストが掛かります。ケチりたいところですが、ケチらない方が結局安く済むような気がします。少し高くても身体に良いものを食べた方が良いし、体に悪いモノ食べ続ければ医療費に多額のお金を持っていかれる、人間と同じなのかもしれません。


そういえば今日は日曜日でしたので、明日からまた新たな一週間が始まります。そして木曜日には7月を迎えます。もう今年の半分が過ぎたのかと感慨深くなりますが、時間に追われるのではなく時間を追っかけるような人生を歩みたいものです。一瞬一瞬を大切にしながら、また下半期も頑張ります。



南無阿弥陀仏

 

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