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誰にも頼まれていない、本願寺学院の真宗史の講師紹介

こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 さて、本日は月曜日でした。本願寺学院の3学期が始まって2週間ほど経ちますが、成人の日があったため第一回目の月曜日の授業となりました。 月曜日は真宗史ですので、浄土真宗の歴史について学んでいます。昨年度は主に親鸞聖人について、今年度は主に覚如上人と蓮如上人について勉強しています。講師は皆應寺(かいおうじ)というお寺のご住職がされていて、使う教科書もその方が書かれたものです。ご自身が本などで得た知識だけをまとめたのではなく、実際に旧跡に赴き、そこで話を聞いたり地形を見たりして教科書を作り上げています。それらの調査からご自身の考えも書かれているので、教科書もとても面白いです。毎回の授業で、その探究心に感服させられています。 本日の授業でも、お邪魔した旧跡のお寺に住職がいなくて中に入れなかったから、近くに門徒さんが住んでいるだろうと推測して、実際に近くの門徒さんをなんとか探し出してお寺に入れてもらった話とか、行こうと思ってた旧跡のお寺(福井県)に事前に電話したところ、その住職夫婦は京都の大学で教授をされているのでお寺にはほとんどいないと聞き、諦めずになんとか頼み込んでお邪魔する日に奥さんだけお寺まで戻ってきてもらった話とか、すごいバイタリティです笑 この方は40歳を過ぎてから、真宗史の勉強を始められたそうです。元々ハマったら凝るタイプみたいですが、それでも40歳を過ぎて新たなことに挑戦するというのは簡単なことではありません。尊敬します。 何かを始めるのに遅すぎることはありません。だからといって余裕ぶっこいて、いつまでも始めないのは違いますが笑 全く関係ありませんが、以前『一ヶ月で誰でも股割りが出来る方法』という本が流行ったときに、妻が『絶対に一ヶ月で股割できるなら、もう出来たようなもんだ。だからやらない。』と訳わからないことを言っていたのを思い出しました笑 南無阿弥陀仏

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